幼稚園のころから現在まで、約20年間にわたる“イラストの成長記録”がTikTokに投稿されました。どんどん上達していく様子に注目が集まり、記事執筆時点で1万9000回以上再生されています。

子どもらしくてかわいい絵
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25歳のアーティスト

 投稿したのは、独特なタッチの人物画をメインに制作している「渡辺尋斗」(@ekakiniki)さん。3月4日に25歳になったということで、これまで描いてきた絵を振り返ってみたそうです。幼稚園生のころの作品はカラフルでかわいらしい感じでしたが、どのように変化していったのでしょうか?

アンパンマン
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学生時代の絵

 「中学」というテロップとともに登場したのは、とても緻密に描かれた線画。モノクロですが、よく見ると手、目玉、花、蛇口などさまざまなモチーフが組み合わさっています。細かい線で質感や陰影も表現。とても中学生が描いたとは思えません。

中学時代の絵

 さらに高校生になると技術、構成力、色彩感覚など全てがレベルアップ。1枚目は、いくつもの幾何学模様を配置した迫力のある作品です。色の塗り分けも細かく、見るたびに新しい発見があります。2枚目の人物画も非常にリアルです。

高校時代の絵
人物画にも挑戦

 大学生のときの作品もインパクト抜群。男性を描いた作品では、都市をモチーフとした抽象的な頭部と、立体感あふれる写実的な顔のバランスが絶妙です。その周りに漂う雲もまたいい味を出しています。

大学時代の絵
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そして現在

 社会人になってからは、これまで作り上げてきた自分のスタイルを貫きつつ、さらに洗練された人物画に挑戦。モノクロの絵でも色が使われている絵でも、今にも動き出しそうな躍動感を感じられますね。

そして現在の絵
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称賛の声が集まる

 コメント欄には「4枚目から急に笑」「ステップアップ高っ、すごっ」「どうやってそこまで上手くなるんですか!」「この世界観めっちゃ好き!!」「マジで大好きかっこよすぎる。働き始めたら絶対買いたい」「めっちゃ全部好きだけどなんか一番好きなのアンパンマンなんだよな笑」などの反響が寄せられました。

 渡辺さんはこの他にも、すてきな絵やその制作過程を、TikTokアカウント(@ekakiniki)で数多く公開中です。

動画提供:渡辺 尋斗(@ekakiniki)さん