ねとらぼ
2025/06/08 22:00(公開)

スーパーで買ったキャベツの芯を容器にセットして140日後……「すっげえ」 想像を超える姿に「感動」「無限にいけそう」

 スーパーで買ったキャベツの芯を使い、約4カ月にわたる水耕栽培に挑戦した結果がYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で10万回以上再生されています。

スーパーで買ったキャベツの芯を水耕栽培したら予想外すぎる姿になった
advertisement

キャベツの芯からリボベジ

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「みかんぼーや1987家庭菜園」の「みかんぼーや」さん。家庭菜園や水耕栽培をテーマにした実験的な栽培動画を多く公開しており、「自分で食べるものは自分で育てたい」をコンセプトにさまざまなリボベジ(再生野菜)に挑戦しています。

 以前には、2リットルのペットボトルを使ってシソを1年中、大量収穫できる方法を紹介して話題になりました(関連記事)。今回はスーパーで購入した普通のキャベツの芯を抜き取り、リボベジにするため水耕栽培にチャレンジ。使用したのは先端をカットしたダイソーの鉢底ネットやろ過ウール、適当な大きさのカップなどです。

ダイソーの鉢底ネット。右は先端をカットしたもの
advertisement

芯を容器にセット

 まずはキャベツの芯だけを抜き取り、芯周りの余計な葉をカットしました。ろ過ウールを湿らせて鉢底ネットに入れ、芯をセットしたら準備完了。水は毎日交換していきます。

水で湿らせたろ過ウールに芯を乗せたところ

 すると、9日目には芯から発根。芯の先端には3つの小さな“赤ちゃんキャベツ”が出てきました。12日目には根がしっかり伸び、赤ちゃんキャベツも少し成長しています。

advertisement

大きい容器に移設

 ある程度大きくなって成長が安定してきたため、6リットルのバケツに移設することにしました。ハンダゴテを使ってフタに適度な穴を開け、防虫用のアルミシートを貼って鉢底ネットを設置します。バケツに微粉ハイポネックスを1000倍に薄めて入れ、液肥としました。

フタにハンダゴテで穴を開けているところ
アルミシートを貼って移設

 28日目には株元に枯れた葉が発生したため、ピンセットで除去。12月になり外気温が8度ほどになるとバケツを室内に移し、日差しが入る窓際で引き続き育てることにしました。56日目には1カ所が結球し始め、78日目にはさらに成長が進みます。

ついに収穫!

 そして122日目にはしっかり結球したキャベツが確認でき、140日目にいよいよ収穫となりました。

140日目で収穫!

 なんと最初は芯だったキャベツから、全部で4玉のキャベツが収穫できました! キャベツは結球しきれなかった葉ぼたん状のものやミニサイズのものもあり、芯から4つに分かれて成長していったために「ナッシーみたい」と表現されるユニークな姿に。

収穫できたキャベツたち

 収穫したキャベツは豚肉と炒め、ラーメンのトッピングにして食べたみかんぼーやさん。生でも甘味があり、「ちゃんとキャベツになってました」と驚いていました。

ラーメンに乗せて食べました

「生命力すごい」「無限キャベツいけそうだな」と反響

 みかんぼーやさんによるキャベツの芯の水耕栽培に、コメント欄では「すっげえ……」「こんなに収穫できるとは感動しました」「キャベツの生命力すごいですね!!」「無限キャベツいけそうだな」「試してみようかな」といった声が寄せられています。

 みかんぼーやさんは、YouTubeチャンネル「みかんぼーや1987家庭菜園」のほかにX(@mikanbo_ya1987)、Instagram(@mikanbo_ya19_87)、TikTok(@1987mikan)でも家庭菜園のアイデアを発信中。また、書籍『お家がどこでも畑になる! 頑張らないカンタン水耕栽培』(KADOKAWA)が販売中です。

みかんぼーや1987家庭菜園」動画まとめ

【もうしそは買わない】ペットボトルで1年中シソを大量に収穫する!室内栽培で冬でも収穫可能な水耕栽培!
【採れすぎ注意】オクラをミニバケツで水耕栽培したら170本収穫出来ました!最強の省スペース栽培の全貌を徹底解説
【家庭菜園の夢】1株で1000個以上のミニトマトが収穫出来る最強バケツ水耕栽培|種まきから収穫まで解説

動画提供:YouTubeチャンネル「みかんぼーや1987家庭菜園

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

関連タグ

Copyright © ITmedia Inc. All Rights Reserved.