ねとらぼ
2025/06/08 19:00(公開)

プロが本気で「アナ雪」の塗り絵をしたら…… “整形塗り絵”のテクニックに「ディズニーから表彰される」「こんな塗り絵見たことない」圧倒的クオリティーで大反響

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2019年12月にYouTubeへ投稿された、プロによる塗り絵の動画を紹介します。アーティストが本気で塗った100円ショップで買える塗り絵の出来栄えが反響を呼び、動画は記事執筆時点で7万4000回以上再生されています。

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塗り絵アーティストがアナ雪の塗り絵に挑戦

 投稿したのは、塗り絵アーティストのt.s.megさんです。自身のYouTubeチャンネル「t.s.meg/塗り絵チャンネル」では、さまざまな塗り絵のタイムラプスや塗り方動画などを配信しています。

 話題になった動画は、当時公開中だった「アナと雪の女王2」の塗り絵に挑戦したときのもの。100円ショップで販売されている塗り絵帳の中から、t.s.megさんが選んだのは「エルサ」でした。塗り絵の線画は、小さな子どもでもかなり塗りやすいようにシンプルになっていますが、t.s.megさんは、あえてCGで描かれたキャラクターそっくりに塗っていくことにしました。

「アナと雪の女王2」の塗り絵に挑戦
「アナと雪の女王2」の塗り絵に挑戦

 まず、t.s.megさんが“整形塗り絵”と名付けた技法で塗っていきます。“整形塗り絵”に欠かせないのは、ホワイトの色鉛筆。今回の場合は、エルサの眉毛をもう少し細く、もう少し下に位置させるために、ホワイトの色鉛筆で不要な部分を消しました。同じように、目の位置や顔の輪郭、前髪の量なども1度消して修正します。
 肌の色は濃いめの色から塗り、肌に肉付きを作っていくイメージです。それから眉毛や目を描き、髪を立体的に見えるように塗り……線だけだったエルサの顔はメイク(整形)したような仕上がりになりました。

“整形塗り絵”のテクニック
“整形塗り絵”のテクニック
顔が変わった!?
顔が変わった!?

 次にドレスを塗っていきますが、ベルベットのようなブルーの生地に、肩部分の雪の結晶をモチーフにした飾りや、襟、スカート、マントの飾りも1つ1つ白でていねいに描いていくと、まるできらめいているかのような仕上がりになりました。最後に、背景や光の効果を描き込んで、完成です。

ドレスの飾りもていねいに
ドレスの飾りもていねいに
背景や効果を加え……
背景や効果を加え……
完成です!
完成です!

 塗る前と完成後のエルサを比べてみるとこの通り……。塗った後のエルサは、より映画の中のエルサに近付いて、今にも「冒険に行く準備は出来たわ」と言い出しそうですね。

驚きのビフォーアフター
驚きのビフォーアフター
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「肖像画!」「塗り絵ってアートなんですね!!」

 この動画には、「ディズニーから表彰される」「塗り絵の概念が覆されました」「こんなに凄い塗り絵、見たことありません」「幻想的で深みがあって夢のある仕上がりですね」「塗り絵→女王エルサの肖像画…!素晴らしいです!」「私の知ってるぬり絵ではないww」「塗り絵ってただ塗るのではなくここまで丁寧に塗ると素晴らしいアートなんですね!!!!!」など多くのコメントが寄せられています。
 t.s.megさんは、YouTube以外にInstagram(@t.s.meg)でも多数の作品を公開しています。

動画提供:「t.s.meg/塗り絵チャンネル」
(Yuki ブログ「たたかうこいぬ」Instagram

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