タレントのヒロミさんが、6月2日放送のバラエティー番組「一攫千金!宝の山」(日本テレビ系)に出演。自腹で出資した“お宝旧車”をオークションに出品したところ、思わぬ展開を迎えて困惑する様子を見せました。
お宝旧車の発掘企画
同放送では、昭和の旧車をレストアし、ネットオークションで売却する企画を実施。ヒロミさんは、MCの加藤浩次さんとともに旧車工場に足を運び、“お宝発掘”に挑戦しました。
加藤さんが選んだのは、マツダ「2代目ファミリア・ロータリークーペ(1970年式)」。車体代50万円、修理費300万円を一部自腹で負担し、3Dプリント技術を駆使して見事にレストアしています。オークションでは398万3000円で落札され、48万3000円の利益を生み出すことができました。
ヒロミさんの挑戦
ヒロミさんは、“1000万円超え”も狙える人気の旧車にチャレンジ。その車は、カーアクション映画「ワイルドスピード」で主人公の車として登場し、世界的な人気となった日産「スカイラインGT-R」。1998年にスカイライン誕生40周年を記念し、約400台限定で販売された希少モデルで、初代GT-R4以来となる4ドアセダンが特徴です。
この車は整備済みで、“GT-Rエンジン整備の神”と称されるスモーキー永田さんがオーバーホールを担当。エンジンの馬力が上がっているだけでなく、エンジンルームに永田さんのサインが入った特別な1台で、修理代込みの費用は番組史上最高額となる総額850万円。ヒロミさんは、「スモーキーさん乗っかったらやるしかない!」と一部自腹で出資してオークションに臨みました。
オークションの結果は……
オークションは14日間行われ、4日目には500万円を突破しますが、その後は伸び悩むことに。最終的に710万円で落札され、“139万9000円の大赤字”でフィニッシュするまさかの展開を迎えます。
加藤さんから「やってくれましたね」と責任を追求されると、ヒロミさんは「なんで? なんで? なんで?」「落とした人はもう、スゴい得だと思う!」「これから値が下がることはないから」など納得いかない様子。中古車専門誌の編集長は、「4ドアに乗りたい方は、スピードよりも快適性を求めたのでは?」と分析しています。
なお、落札者はGT-Rの4ドアを全て集めているコレクター。収録後には、「ヒロミさん、かなりの安値で買わせていただき、誠にありがとうございます。スモーキー永田さんのエンジンがとても楽しみです」とホクホクなメッセージが届けられました。
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