娘がワンピース屋さんをオープンしたことをきっかけに、好きな服を着るのを避けていた母が大変身する動画がInstagramに投稿されました。記事執筆時点で動画の再生数は517万回を突破し、“いいね!”は12万4000件を超えています。お母さんの笑顔がとってもすてき!

あと10歳若かったら
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好きな服を諦めていた母と、ワンピース屋さんを始めた娘

 投稿したのは、国内外の古着ワンピースをセレクトして販売するショップ「ワタシノオヘソ(@watasinooheso)」の店長・今西ゆかりさん。今回注目を集めているのは、お店をオープンした当初、まだお客さんが多くなかったころにお店を訪れたお母さんとのエピソードを紹介する動画です。

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母「あと10歳若かったら……」

 当時、ゆかりさんのお母さんは「あと10歳若かったら」「いい年をしていまさら」と考え、花柄や色鮮やかな服、ヒラヒラした服を避けていたそうです。新しい服を探すのも面倒に感じ、身に着けるのは無難な黒い服ばかり。すてきだなと思う服を手に取っても、着ることを諦めてしまっていました。

色鮮やかな服は
若くないから着られない
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娘のワンピース屋さんを訪れて

 そんなとき、ゆかりさんがワンピースのセレクトショップをオープンしたと聞き、お母さんはお店を訪れました。ずらりと並んだ色とりどりのワンピースを見たお母さんは、そのかわいらしさに「見てるだけで癒やされる」「キュンキュンするわ!」と大興奮。多くの服を手に取り、試着をして、うれしそうに買っていったそうです。

思わず笑顔に
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お母さんに起きた変化

 娘のためにお店を訪れ、それまでの自分にとらわれずに、新しい一歩を踏み出したお母さん。かわいいワンピースを着るようになると、日常にある変化が訪れました。近所の人や習い事で知り合った人に、服を褒められることが増えたというのです。お母さんは「もう、年、関係ないなぁ。私はもう好きな服着るわ」と、心の持ち方もすっかり変わったようでした。

鮮やかなワンピースで大変身!

 自分の好きな服を着て、自分らしく生きるお母さんは、表情も明るくなったように見えます。そんなお母さんの様子から、「母が母らしく、可愛い母を生きている。それだけで私はワンピース屋になってよかった」と感じたというゆかりさん。投稿のキャプション欄では「母のような女性のために
きっと何か希望を渡せる。確信できたのは、可愛い可愛いと喜んでワンピースを着てくれる可愛い母のおかげです」と感謝を伝えています。

大きな花柄がお気に入り
ガラッとイメージチェンジ
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自分らしく生きる母に感動の声

 動画を見た人からは心を打たれたという声が集まり、「とっても、とってもお似合いです!!!」「好きな物を着ていい! 歳なんてただの数字なんだもの」「お洋服はこうでなくちゃ」「好きなものを身に纏うことって大事なんですね」「私も可愛いおばあちゃん目指します!」と、大変身したお母さんへの称賛の声が寄せられています。

 ゆかりさんは、この他にもお店で取り扱っているワンピースの紹介や着こなしをInstagramアカウント(@watasinooheso)、TikTokアカウント(@watasinooheso)で数多く公開中です。