家の前の海で夜釣りをしたら……「やばっ、でかっ！」　姿を現した“黒い巨体”に「ハラハラしました」「うらやましい」

　海辺の古民家で1人暮らしをする30歳男性が“庭の海”で夜釣りに挑戦する様子が「うらやましい」「楽しそう」とYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で20万回以上再生されています。

　動画を投稿したのは、田舎の海辺にある古民家で1人楽しく暮らす様子を発信しているYouTubeチャンネル「海辺暮らし / よもぎ」のよもぎさん。以前には、“庭の海”にある沈没船付近にカニカゴを仕掛けた様子を見せてくれました（関連記事）。

　今回は庭の海で「食べられる魚」を狙って夜釣りをしたら、とんでもない大物が姿を現したようで……？

タケノコを発見、収穫

　タケノコが出ていないか、よもぎさんが山道を巡回する場面からスタートします。雨の日が続いていたため「そろそろかな？」と思っていたところ、ついに初タケノコを発見することができたようです。

　いったん家に道具を取りに行き、無事にタケノコ1号をゲット。タケノコを探しては掘る作業を繰り返し、自分の分に加えて普段お世話になっている方たちへお裾分けする分のタケノコも収穫しました。また掘ればいいと思って多めにお裾分けしたところ、“お返しの倍返し”という結果になったそうですよ。

　自分用に残した2個のタケノコは皮をむき、お裾分けしてもらったぬかを使って下ゆでとあく抜きをすることにします。釣りをしながら待っていると、タケノコがとてもいい感じにゆで上がりました。このタケノコは、のちほど刺し身にしていただくそうです。

夜釣りに挑戦

　タケノコの下ゆで＆あく抜きが終わった後は、夜釣りに挑戦することにします。よもぎさんは以前大きなスズキを取り逃がしてしまったことがあり、その日のリベンジをするべく定期的に夜釣りを行っているそうです。

　なんとかリベンジを果たすべく釣りを続けていると、突然何かがヒット。下にたたくような強い当たりに驚きつつ、網ですくい上げると……網の中にはとても立派なクロダイ（チヌ）の姿がありました。

　以前から釣りたいと思っていた魚であること、チャンネルを開設して以来最大の大物が釣れたことから「やった、やったやった」「やばっ、でかっ！」と大興奮している様子のよもぎさん。クロダイのサイズは後で測ることに決め、いったんいけすに入れておくことにしました。

クロダイをいただく

　その後、釣れ立てのクロダイを締め、新鮮なうちにいただきます。しっかりと血抜きをしてからサイズを測ってみたところ、その全長は40～42センチほどでした。

　まずはクロダイのウロコを取り、大物ゆえに身も骨も硬い頭を慎重に落とし、内臓や血合いなどを除去。3枚おろしにしてから皮を引いて1品目「クロダイのお刺し身」を作り、自分で育てた小松菜の上に盛り付けていきます。

　続く2品目は、さばいている中で出たあらを使った「クロダイのあら汁」です。あらは念のため熱湯で臭みを消してから、おなかから出てきた卵と一緒に煮ます。3品目には人生初挑戦だという「タケノコのお刺し身」を作ったら、いよいよ晩酌タイムです。

　そしていざ実食。まずメインのクロダイのお刺し身を食べてみると全く臭みがなく、しっかりとした歯ごたえがあり、めちゃくちゃにおいしかったそうです。あら汁も臭みがなくておいしく、卵はつぶつぶ感がなくて白子に近かったとのこと。タケノコのお刺し身もおいしかったけれど、次はタケノコご飯にしようと思ったのだとか……。

　静かな海を前に竿を出しつつ、ふと「何かを達成するには時間がかかる」「けれど、それでも続けていればいつか手が届く」と思ったというよもぎさん。長く続けてきた「庭の海で食べられる魚を釣る」という目標を達成して海の恵みに感謝しつつ、継続することの意味を静かにかみしめたようですよ。

「クロダイおめでとう」「大物釣れましたね」と反響

　この動画のコメント欄には「クロダイおめでとう」「大物釣れましたね」「すごーい！　ビックサイズですね！」「ハラハラしました」「家の真ん前でクロダイが釣れるなんてうらやましい」「歯ごたえがすごいのが伝わっておいしそうですね」「自然からの恵み素晴らしい」といった声が寄せられています。

　日々さまざまなことに挑戦してレベルアップしているよもぎさんの日常は、YouTubeチャンネル「海辺暮らし / よもぎ」やX（@yomogi_outgame）で発信中です。

「海辺暮らし / よもぎ」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「海辺暮らし / よもぎ」