ねとらぼ
2025/06/16 20:15(公開)

屋外に1年半放置した金魚の水槽、水を全部抜いたら…… なんとも興味深い光景に「凄い!」「ウケたw」と反響

 1年半の間、メンテナンスなしで屋外に放置した水槽の水を抜いて掃除する動画がYouTubeに投稿されました。そこに住んでいる金魚たちの意外な姿も反響を呼び、記事執筆時点で2万5000回以上表示され、200件以上のいいねを集めています。

【金魚飼育】透明度ゼロ。1年半ノーメンテナンスの屋外90cm水槽の水を抜く。
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1年半メンテなしの水槽でOKな理由

 投稿したのは、採集と飼育動画を公開している生き物系YouTubeチャンネル「ためくるのプリプリちゃんねる」。以前には、用水路にいた傷ついた“野良金魚”を保護する様子が話題になりました。

 今回は、保護した金魚をケアした後に入れておいた水槽の水を全部抜いて掃除します。これまでエサは与えていましたが、1年半メンテナンスはせず水換えもなし。水は緑色になり、水槽を横から見ると中の様子をかろうじて確認できますが、上から見ると透明度はゼロです。

横から水槽をのぞくと……
横から水槽をのぞくと……
上からだと透明度ゼロ
上からだと透明度ゼロ

 こうした水の状態は「青水」あるいは「グリーンウォーター」と呼ばれ、植物プランクトンが繁殖した状態。金魚の飼育環境としては比較的安定しやすいとされており、実際この水槽でも病気が広がることはなかったそうです。

 ただ、枯れて腐敗した水草の残骸が浮かぶなど環境がだいぶ悪化してしまったため、今回は水槽をきれいにすることになりました。なお、プランクトンの量が過剰になると酸欠状態に陥るリスクがあるほか、水の透明度が下がることで金魚の異常に気づきにくくなるなど、注意点もあります。

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気になる金魚たちの状態は……?

 まず、水槽をいったん空にするため、水をポンプで吸い上げて外に出していきます。ところが、ある程度まで水が減ったところで、腐敗した水草の根がボンプを詰まらせてしまったので、網でそれをすくいます。水草の根はヘドロ上になっていてとても臭いそうです。

腐敗した水草の根を手作業ですくう
腐敗した水草の根を手作業ですくう

 金魚たちを網ですくい、たらいへ避難させたら完全に水を抜きます。たらいに移された金魚たちは色つやもよく元気そう。7匹の金魚の他、ギンブナ1匹、ドジョウ2匹も同居していました。

金魚たちを網ですくって避難させる
金魚たちを網ですくって避難させる
元気そうな金魚たち
元気そうな金魚たち
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水槽の水が透明になったのも束の間……

 苔におおわれた水槽の内側をきれいに掃除したら、新たに水を注ぎ入れます。本来であれば、水を全換えするのは避けたほうがいいのですが、今回は元の水が汚すぎるので新たに水を入れ直します。

 カルキ抜きと水温合わせのためしばらく放置したら、金魚たちを水槽へ戻します。透明な水の中で泳ぐ金魚たちを見た投稿者のためくるさんは、「こんなにキレイやったんか、お前ら」と感慨深そうです。

すっかりキレイになった水槽に戻された金魚たち
すっかりキレイになった水槽に戻された金魚たち

 “野良金魚”になってしまったのは、柄の入り方や形などの点で“売り物”にならないと判断されたためだと思われますが、ためくるさんは「それがこの子らの個性」と慈しみます。

個性豊かな“野良”たち
個性豊かな“野良”たち

 水槽の掃除と水の入れ替えは無事に終わりましたが、この3日後にはもう水が緑っぽくなってしまいました。鑑賞には問題ありですが、青水で健康に育つのなら、これはこれでいいのかもしれませんね。

「色が綺麗」「こんなに元気なんですね」

 動画コメント欄には、1年半ぶりにキレイになった水槽に「凄い!」「スッキリ綺麗になりましたね!」「即、緑に戻ってウケたw」という反応があった他、元気だった金魚たちについて、「色艶やヒレみると状態がいいのがわかりますね」「凄く色が綺麗ですね」「めっちゃいい色してますねぇ!」「青水飼育だとこんなに元気なんですね」という声も寄せられています。

 ためくるさんはYouTubeのほか、さまざまな生き物たちの飼育風景などをX(Twitter/@tamecruezy)でも公開中です。

画像提供:YouTubeチャンネル「ためくるのプリプリちゃんねる

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