ひどく汚れた年代物のドレスをきれいにする修復動画が、YouTubeで「美しい仕事」「思わず息をのみました」などの反響を呼んでいます。

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シミや酸化で汚れたドレスを元通りに

 動画を投稿したのは、海外YouTubeチャンネル「BarbaraSculati」。19~20世紀のヴィンテージドレスの修復を手がけています。

 今回は1950年代に作られた、ラインストーンがちりばめられたプロムドレス。本来は白いドレスだったようですが、シミや酸化でひどく汚れており、本来の輝きを失っています。

黄ばんでしまったアンティークドレス。腰部には茶色いシミも
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つけ置き洗いや特殊な工具で華麗に復活

 洗浄方法はシンプルなつけ置き洗い。ドレスをぬるま湯に沈めて、さまざまな洗剤を試しつつ、時間を掛けて汚れを抜いていきます。

何度もぬるま湯と洗剤を替えてつけ置き洗い。そのたびに出てくる黄色い液体が、汚れのしつこさを物語る

 それでも残った頑固なシミには、重曹とブラシでたたき洗い。乾燥させてから、欠けたラインストーンを専用の工具で付け直したら修復完了です。

ラインストーンセッターと呼ばれる工具を使用
元通りのクリーム色へ復活。シワもなくなって張りが取り戻されている

 ドレスの黄ばみが抜けて美しくよみがえった様子に、コメント欄には「美しい仕事」「思わず息をのみました」といった反響が寄せられています。

画像はYouTubeチャンネル「BarbaraSculati」より引用