古びたビデオに映る“30年前の東京ディズニーランド”？→よく見ると……　衝撃の種明かしに「エモ～～い!!!」「すごい不思議ｗ」

　東京ディズニーランドの風景をとらえた、昔のビデオカメラ風の動画がX（Twitter）に投稿されました。投稿の表示数は記事執筆時点で52万回を突破し、8600件を超えるいいねが集まっています。なんて懐かしい光景……と思ったら、あれれ？

令和の映像が1995年の雰囲気に変身

　投稿者は、ディズニーファンのかみやん（@tdr_history）さん。「東京ディズニーリゾートの懐かしい雰囲気が好き」と記すかみやんさんは、普段から今と昔のディズニーの情景をSNSで発信しています。

　今回話題になったのは、1年以内に撮影した東京ディズニーリゾートの映像を動画編集アプリで巧妙に加工し、30年前に撮影したかのように仕上げた動画です。

まるでタイムスリップしたかのような完成度

　動画には、舞浜駅に設置されている看板や「Tokyo Disneyland」と書かれた入園ゲート、手を振るミッキーマウスたちやアトラクションの風景が映し出されています。BGMとして流れているのは、東京ディズニーランドのテーマソング「TOKYO DISNEY LAND IS YOUR LAND」。長年親しまれている音楽が、ファン心をくすぐります。

　画面右下には「1995年6月5日」に撮影したという表示が出ていますが、これはもちろんフェイク。ただ、4：3のアスペクト比、現在よりもはるかに低い解像度、退色した色調、随所に現れるノイズなど、まさに90年代のビデオカメラで撮影したかのような仕上がりは、説明がなければ1995年に撮影された映像だと信じてしまいそうです。

昔はなかったショーも“エモく”加工

　動画には30年前には絶対に存在しなかったショー「クラブマウスビート」や電子ゲートなどが映っており、よく見ればこれが確かに現在のディズニーランドの映像であることが分かります。

　かみやんさんは、加工前後の動画を並べた様子も公開。1年以内に撮影した「令和の東京ディズニーランド」が、最新技術を使って“エモく”加工されていることがよくわかります。ノイズの入った映像を見ているだけで、なんだか懐かしい気持ちになるのが不思議ですね。

「エモすぎて涙が」「こういうの好き」と反響

　投稿には「まさに古い時代の東京ディズニーランドを思い出しますね！」「エモすぎて涙が….（現代なのに笑笑）」「バブル崩壊直前の幼少期を思い出す…」「懐かしい～（仮）」「こういうの好き」と、胸を打たれたという声が多数寄せられました。また「結局映像や写真がエモくさせてるだけで昔は昔で、今見てる景色と同じだったんだろうな」なんて声も上がっています。

　かみやんさんは、この他にも懐かしいディズニーの風景を織り交ぜながら、さまざまな動画や写真をX（Twitter）アカウント（@tdr_history）で数多く公開しています。