ねとらぼ
2025/06/17 11:55(公開)

「おおおおお!?」輪切りのオレンジかと思ったら…… “脳がバグる”まさかの正体に「こっわ」「悲鳴上げちゃったよ」【海外】

 つやつやと輝くおいしそうな輪切りのオレンジ……と思ったら? 目を疑う驚きのハンドメイド動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で559万回以上再生されるなど注目を集めています。本物かと思った……!

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本にオレンジを挟んじゃった!?

 動画に登場したのは、読みかけの本と輪切りのオレンジです。読みながら食べるのかな、と思った次の瞬間、突然オレンジを本に挟み、しおりの代わりにしてしまいました。思わず「本がぬれちゃう!」と心配になってしまう光景です。

 しかし、心配はご無用。実はこのオレンジは、加熱した樹脂を使って3Dペンで制作したハンドメイド作品でした。こんなにみずみずしいのに本物じゃないなんて……!

本が濡れちゃう! と思いきや……
本がぬれちゃう! と思いきや……
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3Dペンで作った本物さながらの輪切りオレンジ

 動画を投稿したのは、ろくろ技法を3Dペンに応用して制作した作品をSNSで発表しているパク・ジニョン(PARK JIN YOUNG/@3dpen_thdosa)さん。以前にも、リアルすぎるスイカのスライス風作品が話題になりました(関連記事)。

 それでは、手作りした輪切りオレンジの制作風景を見てみましょう。まずは3Dペンから房になる部分を絞り出し、アクリル板でしずく型に伸ばします。同じものを10枚作り、平らになった樹脂の周りを整えたら、オレンジの果肉のようにヘラで模様を付けていきます。気が遠くなりそうな作業だ……!

細かく模様を入れていきます
細かく模様を入れていきます

 ていねいに作った房の周囲をやすりで整えたら、黄色の染料を使ってステンシルの要領で色付けをしていきます。側面にも細い筆で色を乗せてのり付けをしたら、輪切りに見えるように10枚の樹脂を貼り合わせました。

 次に、皮と房の間にある白いわたの部分も3Dペンで制作します。均一に樹脂を絞り出し、平らに整えたら、房と房の中央にも白い色を足していきます。

細部までしっかりと再現
細部までしっかりと再現

 輪切りの一番外側、薄い皮の部分にも色を付け、細いペンを突き立てるようにして皮の質感を再現しました。最後に透明な樹脂を表面に塗り、全体のツヤを出して硬化。リアルすぎるオレンジの輪切りが完成しました!

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「本物かと思った!」と驚きの声

 じっくり見ても本物と間違えてしまいそうな手作りのオレンジには「おおおおお!?」「天才なの?」「本が台なしになっちゃう!って悲鳴上げちゃった」「本物かと思った。本が汚れるのが怖かったよ」「偽物とわかっていても食べたい」「リアルすぎて食品サンプル的なものを買ったのかと思ったら自作でビビった!」など、驚きと称賛の声が多数寄せられています。

 パク・ジニョンさんは、InstagramだけでなくTikTok(@3dpen_thdosa)やThreads(@3dpen_thdosa)、YouTubeチャンネル「THDOSA」でも作品を公開中です。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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