ねとらぼ
2025/06/28 07:00(公開)

飼っていたイモムシ、成長すると……「そうはならんやろ」 がく然としてしまった光景が400万再生「こんなことある?」

 羽化したアゲハチョウを屋外へ放つ動画が、Instagramに投稿されました。「こんなことある?」な展開が話題となり、動画の再生数は記事執筆時点で400万回を突破。7万5000件以上の“いいね”を集めています。

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羽化したチョウの旅立ち

 動画が投稿されたのは、東大阪市で食肉卸売業を営んでいる会社「トップミート」のInstagramアカウント(@top_meat1129)。プライベートで飼育していたイモムシが羽化したので、ケースでは狭いだろうと考えた撮影者さん夫妻は成虫を逃すことにしました。

プライベートで飼育していたアゲハチョウが羽化
成虫になった!
子どもに逃がすことを説明する母親
逃がしてあげることに
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大空へ羽ばたいていくチョウ

 我が子にお母さんは「蝶々に成れたからお外で飛んでもらお?」と優しく説明。カメラで撮影しながら屋外でケースを開けると、アゲハチョウは大空へ羽ばたいていきました。

屋外でフタを外された飼育箱
フタを開放すると……
屋根の上を飛ぶアゲハチョウ
大空へ旅立った
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しかし……まさかの展開

 そして鳥が左側からフレームイン! アゲハチョウは急旋回してきた鳥の栄養となってその生涯を終えました。チョウ自身からするとたまったものではありませんが、鳥も生きるために必死。閑静な住宅街にも弱肉強食の世界が広がっています。

急旋回してアゲハチョウに近づく鳥
あ……
アゲハチョウをくわえて飛び去る鳥
パクリ!

 放った直後に食べられるというまさかの展開に撮影者さんたちはあ然。感情の整理が追い付かず固まっていたお父さんは、我が子の放った「食べられた?」の一言で我に返ります。やがて現実を受け入れたようで、困惑している妻の問いかけにゆっくりと頷きました。

目の前で早々に食べられたことであ然のしてしまう撮影者たち
まさかの結末

思わぬ結果に呆然

 複数の感情が混ざり合い「泣きそう」とコメントしていたお母さんも冷静さを取り戻し、飛んできた鳥がカラスではないと解説。お子さんの関心は鳥の方に向いたらしく、動画は「あれ何やったん?」と質問する場面で締めくくられています。

 なお、生息環境が異なる他のチョウとの競合を防ぐため、屋外へ放つ際は幼虫を捕まえた場所で行うのが望ましいです。無理やりさわらず、動画のようにケースを開けてチョウが自然に飛び立つのを待ちましょう。

 動画には、「仕方ないけど自然はやっぱり厳しいね」「ごめんなさいめちゃ笑ってしまった この子はきっと人の痛みがわかる優しい子になる」「お子様の『逃がしてあげる?』っていう一言が印象的でした」などの感想が寄せられました。

 また、「自然に帰す時は公園の草花の多いところ、蝶が身を隠せる所にはなしてあげた方がいいです」とのアドバイスも。投稿者さんは「痛感しました」「また育てる機会があれば必ずそうします!」と返答しています。

 同社のInstagramアカウントでは、仕入れの様子や買い付けた肉を紹介する動画など、肉に関する情報を発信しています。

動画提供:株式会社トップミート(@top_meat1129)さん

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