ねとらぼ
2025/07/04 07:00(公開)

【折り紙】まだ間に合う! 折ったパーツを丁寧に組み合わせると…… 立てて飾れる“七夕の主役”が完成!

 折り紙を使った“かわいい織姫の折り方”がYouTubeに投稿されました。七夕に飾りたくなる作品が注目を集め、動画は記事執筆時点で2万5000回以上再生されています。

【折り紙/七夕飾り】かわいい織姫の作り方|How to Make Orihime (Weaving Princess) for Tanabata
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七夕飾り「織姫」の作り方

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「ちっしー折り紙 Chisshy Origami」。折り紙やレジンを使った作品を制作し、その作り方を分かりやすく教えてくれています。

 四季折々のイベントにぴったりな作品はたびたび反響を呼び、以前には母の日に贈りたくなるカーネーションの作り方が話題になりました。今回はいろいろな飾り方が楽しめる織姫の作り方です。

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材料

 赤の衣装に黄の羽衣をまとった織姫を折っていきます。メインの材料は、15センチ四方の折り紙2枚(衣装用、髪用各1枚)、7.5センチ四方の折り紙1枚(顔用)です。

 この他、羽衣用にタテ7.5センチ×ヨコ15センチの折り紙1枚、顔のパーツに使う黒(直径9ミリ)とピンク(直径7ミリ)の丸シール。頭の飾りも、顔のパーツに使うシールと同様に100円ショップで購入できる丸シール(直径9ミリ)や星形シールなどを用意します。そして、ハサミ、のり、ペン(黒・白)です。

用意するもの
用意するもの
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衣装の折り方

 まずは衣装から折っていきます。赤の折り紙を三角に折り、さらに半分に折って線をつけました。この折り線に向かって右側、左側の順に折っていきましょう。上下を逆さにして折った部分を開き、上の角から半分の幅になるように折ります。折ってできた三角を1枚めくって内側に折り直し、残った三角も内側に折り入れていきました。

 開いている部分の両側を閉じるように折り直し、上下を逆にして裏返すとひし形のような形になります。このとき内側に折った部分が表面で段になっているので、その境目に合わせてひし形の上部分を手前にかぶせるように折りました。

 折った部分を起こして横から指を入れて開きながらフチが合うようにつぶし折ると、着物の襟のような形になります。襟のカドをなくすように上から半分に折り、内側に入っていた折り紙をつまみながら外しておきましょう。

つまんで外しておく
つまんで外しておく

 裏返して右側を開き、中央に右下のカドがくるように折っておきます。このとき上はフチから約1センチ離すようにして折りましょう。反対側も同じように折れたら衣装の完成です。

顔(頭)の作り方

 顔用の折り紙を三角に折っていき、十字の折り目をつけます。折り紙の向きがひし形になるように裏返し、中央から約1センチ下に向かって3つのカドを折りました。折った部分が上にくるように置き、上のフチから半分の幅がでるように折り返したら顔の形も完成。織姫の表情は最後に作っていくようです。

顔(頭)が完成
顔が完成

髪の作り方

 髪のパーツを作るときも顔パーツと同じ手順で十字の折り目をつけていき、ひし形の向きにして裏返しておきましょう。次に、ひし形の中央に向かって三角に折って先ほどとは別の折り目をつけます。その折り目に向かって三角に折っていきましょう。右下のフチ部分も折り線に向かって折れたら、折り線に沿って畳むように折り直します。同様に左側の一面だけ折り、折った部分が上にくる向きにしておきました。

 折った部分のハシに向かって左右のカドを合わせてつけた折り線に沿い、ハサミでカットします。下の切れ端は後で使うので捨てずに残しておきましょう。続いては、顔と髪のパーツを接着させていきます。髪の上の部分を一度開き、折っておいた顔を折り線の位置に重なるように配置し、顔の上の部分だけのりで接着しました。

 顔の折り線に髪の右下のフチを合わせるように折り、顔の下部をめくって髪の折り紙を下に入れたら、髪の右上も顔に被せるように折っていきます。同様の手順で左側も折り進め、髪の両端を裏側に向かって山折りにしましょう。このとき、真っすぐではなく下側が少し膨らむような形になるように折ります。頂点部分も裏側に山折りして頭の形を作りました。これを裏返し、約5ミリ折り返して角のような形を作ったらもう一度裏返します。

頭の形を作る
頭の形を作る

 先ほど切った下の切れ端を横向きにして半分に折り、折り目に向かって上下とも折り返しました。中央の線でもう一度半分に折ったら、縦向きに持ち変えて真ん中でさらに半分に折りました。折り線より右側にある手前の紙を持ち、つまみながらスライドさせてカーブをつけ、左側も同じ向きにカーブさせていき、手前の紙の上の端を中央の持ち手部分に向かってクルンと動かしてのり付けして円を作ります。

 もう片方は反対側に少しずらして「V」のような形にしてから、中央の線を越えないように注意しながらのり付けしてハートのような形を作りました。このハートのような形の折り紙を髪パーツのてっぺんの角のような部分にのりを使って貼り付けたら髪の完成です。顔の下の胴部分にものりを付け、最初に折った衣装を顔の下に差し込みながらつなげておきましょう。

羽衣の折り方

 そして最後に折るのは羽衣です。折り紙を横長の向きにして半分に折り、2枚になるようにカットしました。その1枚を半分に折り、開いて縦向きにして上から約1センチ下まで縦にカットしていきます。上のフチとなるべく平行になるように左右に折り、上下を逆さにして織姫の裏側(後頭部)にのり付けしたら、織姫を正面にして羽衣の両端を衣装の裏側にものりで接着しました。

羽衣(はごろも)をつけていく
羽衣を付けていく

 カットしておいたもう1枚の折り紙をさらに半分に折ってカットします。1枚は衣装の裏側の髪下部分に貼って両端を裏側に向かって斜めに折りました。もう1枚は半分に折り、のりで端を接着。織姫を正面にして衣装の袖部分を開いて帯のように貼り付けておきます。

顔の仕上げ

 黒く塗った丸シールで目を作り、白のペンで目線を表現しました。ほっぺたはピンクのシールでふんわりと可愛らしいほっぺたに仕上げています。鼻と口は黒のペンで書き、仕上げに髪飾りシールを付けたら織姫の完成です。

かわいい織姫の完成
かわいい織姫の完成

 サイズはタテ15.5センチ×ヨコ14.5センチ。平面で飾ってもかわいいですが、下を開くと立てて飾れるのも特徴。好きな色の折り紙で作れるのもうれしいですね。詳しい材料や作り方は動画で確認できますよ。

 YouTubeチャンネル「ちっしー折り紙 Chisshy Origami」では、かわいい彦星の折り方や“キラキラ星飾りの折り方も紹介しているので、織姫と彦星を並べて飾ることもできちゃいます! 気になる方はぜひチェックしてみてください。

彦星と並べて飾れる
彦星と並べて飾れる

 制作した作品はInstagram(@chisshy0rigami)、Threads(@chisshy0rigami)、ブログでも公開しています。また、写真解説付きで折り方を解説している書籍「ちっしー折り紙のハートでつくるかわいい折り紙12カ月」(ブティック社)が販売中です。

「ちっしー折り紙 Chisshy Origami」動画まとめ

【折り紙/七夕飾り】かわいい彦星の作り方|How to Make Hikoboshi – Tanabata Star Festival Craft
【折り紙/七夕飾り】キラキラ星飾りの作り方[Origami / Tanabata Decoration] How to Make Sparkling Star Ornament
折り紙1枚【前足フックネコ】の折り方*How to fold Origami Cat.

動画提供:YouTubeチャンネル「ちっしー折り紙 Chisshy Origami

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