ねとらぼ
2025/07/01 14:50(公開)

大腸がんの40代歌手、1年前からの“異変”気付くも……「食べ合わせでも悪かった?」 血便からステージ3判明&手術で「過信や慢心が手遅れになる」

 ステージ3の大腸がんを公表した歌手・蒼一心さんが6月29日にブログを更新。約1年前から感じていたという“前兆”を明かしました。

ステージ3の大腸がんで闘病中の蒼一心
ステージ3の大腸がんで闘病中の蒼一心さん(画像は蒼一心Instagramから)
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がんの前兆

 現在42歳の蒼さんは、6月14日に「先日体に違和感があり病院へ行った所、状態があまり良くなかったらしく紹介して貰った大学病院へ‥色々と検査を重ねた結果、ステージIIIの大腸癌と診断されました」と公表。25日に腫瘍を取り除く手術を受けており、ブログでは入院中の記録をつづっています。

 今回の投稿では、「ふと振り返れば、前兆はありました。突如腹痛や吐き気、眩暈に襲われる事がありました。でもその時は何か食べ合わせでも悪かったかな? と、数時間で収まるような症状でした。1年ちょっと前くらいからでしょうか?」と約1年前から体調に異変があったことを告白。

 数カ月~半年の1度のペースで症状が出ていたそうで、「これくらい大丈夫だろう‥という過信や慢心が手遅れになるという事もあると思います。僕自身も血便が出ていなかったら未だ検査もしていないかもしれない」と5月に血便が出たことで検査を受けるに至ったといいます。

ステージ3の大腸がんで闘病中の蒼一心
6月初旬の投稿。元気にステージに立っていました(画像は蒼一心Instagramから)
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早めの検査を

 蒼さんは、「僕自身もそうですが、皆さんも体の異変は見逃さず、これくらい大丈夫だろう、ではなく検査をしましょう。手遅れになる前に」と検査の重要性を強調。

 最後には、「生きているというのは、辛いことや苦しい事もあると思います。でも楽しい事、美味しいもの、歩ける、人と話せる。素晴らしい事に溢れているんです。そんな事を手術前より100倍感じながらこれから闘病生活を送っていきたい」と思いをつづっています。

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