金魚3匹とフナ1匹を入れておいたタライ。半年後、冬を越して“ある仕掛け”を施したことによる興味深い光景が「ワクワクします」「ロマンしか感じない」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で2万6000回以上再生されています。
金魚3匹とフナ1匹から生まれた稚魚
動画を投稿したのは、ナマズやフナといった身近な水辺の生き物を捕ったり育てたりしているYouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO」。以前には、“無給餌”で育てたメダカが4年目の春を迎えた様子を観察して注目を浴びました。
今回は、半年前からタライで飼育している金魚3匹とフナ1匹が親魚になったようです。金魚は赤、赤銅、白の3匹。春を迎えたころに、卵を産み付ける“産卵床”をタライの中に入れておいたといいます。
しばらくして産卵床を確認すると、白濁した未受精卵に交じって透明の受精卵を発見しました。乾燥したハスの葉とマツモを入れたふ化用の水槽を準備し、稚魚が生まれるのを待ちます。
なお、金魚とフナが予想以上のペースで産卵したそうで、最初に受精卵を発見してから1カ月の間に7つのふ化用水槽を準備しています。
稚魚を観察
最初に作った水槽では稚魚が生まれており、メダカの稚魚用のエサを1日2回与えてきたとのこと。水を入れ替える中で稚魚を観察してみると、体長1センチほどの稚魚が数十匹確認できました。体色や目の位置から、おそらくフナの稚魚だと思われます。
フナはほとんどがメスなのだといい、金魚のオスを相手に、オスの遺伝子の影響を受けない“雌性発生”でクローン繁殖するのだとか。
他の水槽には金魚の稚魚がいる可能性が高く、白と赤銅の金魚が繁殖するのかが気になるところです。
「どうなるか楽しみですね」「わくわくですね!」の声
全てのふ化用水槽から稚魚を取り出すのは、おおよそ3カ月後になるとのこと。この動画のコメント欄には「4匹とも元気で良かった!」「どうなるか楽しみですね」「本当に大変な作業をこんな手軽に見せていただき、感謝しかない! 稚魚たちがどうなるかわくわくですね!」「どれだけ育ってくれるかな?」といった声が寄せられています。
YouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO」とサブチャンネル「水辺 de ASOBOの自由時間」では、“水辺で遊ぶ”をテーマにした動画が公開中。また、通販サイト「SUZURI」ではTシャツや缶バッチなどオリジナルグッズを販売しています。
「水辺 de ASOBO」動画まとめ
動画提供:YouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO」
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