沢の水を使って養殖池を自作する動画が、YouTubeに投稿されました。その驚きの完成形が注目を集め、動画の再生数は記事執筆時点で4万1000回を超えています。

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きれいな「ため池」の水

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「たかしの小屋暮らし開拓記ちゃんねる」。山奥の小屋で1人暮らしをしている男性の日常を発信しています。

 そんな投稿者さんの敷地内には、沢の水を利用して作った畑用のため池があります。アメンボやオタマジャクシが泳いでおり、生き物にとって心地よい環境のようです。

 この池の水を使い、以前から考えていたメダカ養殖用の池を作ることにしました。場所はため池にほど近い、一段下がったところの湿地帯。常にぬかるんでいるため農地には向かないエリアです。

メダカ用の池を作る!

 まずは塩化ビニール製のパイプを仮設置して、ため池から水が引けるかどうかを確認。良い感じに水が流れ出てきたので、予定地に穴を掘ってメダカ池を作ります。

 湿地帯の土は水分が多いため柔らかく、そして重いのだとか。池用の小さい穴を掘るだけでも大変です。どうにか穴を設けましたが、今のままでは非常に無防備。せっかくメダカを育てても野生動物に食べられてしまいます。

小さい池を作るのも大変
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ハウス付きの池

 そこで注文した資材を使い、穴の周囲に屋根付きの防獣ハウスを構築。隙間なくネットとフェンスを張り、地際もしっかり埋め立てたので小さな生物であっても容易には侵入できません。

フレームを立てる
最後に扉を付けて完成

 いよいよ穴に水を注いでメダカ池を作り上げます。各パイプを接着剤で固定し、ため池側の先端には詰まりを防ぐためのフィルターを装着。パイプを通じてきれいな水が出てきました。

 丸1日かけて水がたまり、ついにメダカ池が完成! あらかじめ設けておいた排水穴も機能しているので、池の水があふれる心配はありません。

1日かけて水がたまった!
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生物を導入すると……

 次は、この池の主役となるメダカをテストとして数匹導入します。メダカが産んだ卵を別容器へ移し、パイプを地面に埋めつつ水合わせを実施。体が慣れたところで池に放ちました。

放流のとき

 翌日、池に出向くとメダカたちは元気に泳いでいました! 2~3日様子を見て、問題なければ他のメダカたちも導入するそうです。

どうやら大丈夫そう

 自力で作り上げた池には、「メダカ養殖池完成おめでとう」「底に小石を敷いて、周りを石で囲ったほうが水害での崩れ防止になると思います」「どんどん開拓が進みますね」などのコメントが寄せられています。

 投稿者さんはYouTubeチャンネルの他、ブログも運営中。ため池作りの様子など、山奥での暮らしを伝えています。

動画提供:YouTubeチャンネル「たかしの小屋暮らし開拓記ちゃんねる

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