ねとらぼ
2025/08/16 08:00(公開)

8歳のときに描きはじめた絵→5カ月後…… 若き“天才プロ画家”の超大作に「この子だけしか描けない」「釘付けにされる」

 弱冠10歳にして画家として活躍する少年が、5カ月がかりで描いた作品がTikTokで驚きの声に迎えられています。

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8歳のときに描き始めた大作

 話題の主は、2015年2月生まれで現在10歳、自閉スペクトラム症の男の子・中西翔哉(@shoya.nakanishi)さんのアカウント。5歳のころからから絵筆を握っていたという翔哉さんは、8歳のときに川田画廊と日本最年少で専属契約を交わし、9歳からプロの画家として活動しています。

 今回注目を集めたのは、現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2024」に出展した大作のメイキング。描き始めた8歳当時、小さな身体には余りある巨大なキャンバスに、いっぱいのクラゲを描き始めます。

自分の身長ほどもあるキャンバスに描き始めた8歳の頃
自分の身長ほどもあるキャンバスに描き始めた8歳の頃
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色彩豊かなクラゲが広大な世界を漂う

 下描きの線こそ素朴でしたが、着彩が始まるとムードは一変。絵の具を手で直接なでつけるなど大胆な手法も駆使し、クラゲたちを色彩豊かに彩っていきます。

色が付くなり、生き生きとし始めるクラゲたち
色が付くなり、生き生きとし始めるクラゲたち
素手を使ったダイナミックな着彩
素手を使ったダイナミックな着彩

 5カ月ほどの歳月を経て、作品はいよいよ完成。巨大なクラゲが深海に――いや、宇宙に飛び出したようにも見える、計り知れないスケールになりました。

制作中に出展が決まり、約1年かけて完成。華々しいデビューを飾りました
制作中に出展が決まり、約5カ月かけて完成。華々しいデビューを飾りました

 「天才すぎる」「この子にしか描けない絵」と、大きな反響を呼んだこの一枚。翔哉さんは8月20日から26日まで、大丸心斎橋店で個展を開催するとのことです。

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画像提供:中西翔哉(@shoya.nakanishi)さん

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