おなかパンパンのブラックバスをさばいていく様子が「でっかいですね!」「めちゃめちゃ繁殖するのも納得」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で7万回以上再生されています。
ブラックバスをさばく
動画を投稿したのは、自然や生き物の姿を発信しているYouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる」のまつりさん。以前には、古びたブラウン管テレビから水槽を作って話題になりました。
今回は、おなかパンパンのブラックバスをさばく様子を見せてくれるようです。知人からもらったというブラックバスはとても肉厚で体長48センチほど。ブラックバスは特定外来生物に指定されており、生きたままの移動や飼育販売が禁止されているため、冷凍した状態のものを解凍しました。
おなかパンパン
まつりさんは骨の観察も好きだということで、ブラックバスは頭蓋骨を残すことにします。始めに手を付けるのはウロコをはがす作業。尻尾の近くからナイフを入れて小刻みに動かし、ウロコをはがしていくとパンパンのおなかがあらわになりました。
反対側のウロコもはがして一度水で洗い、尻尾を切り落とします。ちなみにブラックバスはウロコ以外は全部エサになるとのこと。内臓を出そうとおなかを開いたら立派な卵が入っていました。なるほど、これがパンパンの原因か。
胃袋の中身をチェック
続いて内臓を取り出し、きれいに洗って分けていきます。そのサイズ感にまつりさんは思わず「でかっ!」と一言。胃袋の中身をチェックしてみると魚の背骨が出てきました。浮袋がしっかりしているのでフナかもしれないと推測します。
頭を落としてカマ部分を分けていきました。ブラックバスの心臓はエラの真下にあるとのこと。体の大きさの割に小さい心臓が出てきました。
三枚おろしに
次は身の部分です。背中側とおなか側にナイフを入れ、骨と身をはがそうとしたら滑ってしまったのでハサミに持ち替えます。持ち上げてみるとおいしそうな白身。アバラ骨もそぎ取ってエサ用に切っていきました。
三枚おろしにした身を切っていくと、断面がヒラメのように見えるとのこと。反対側の身も切り身にし、背骨やアラも細かく切って冷凍しておきます。まつりさんは自分で捕獲した外来生物はリリースしない主義とのこと。今回はもらいものですが全部エサとしてありがたくいただきます。
飼育している生き物たちにあげる
さばいたブラックバスを、飼育している生き物たちにあげてみました。ウナギには心臓と切り身、ナマズには切り身、ウーパールーパーには肝臓を与えます。その他、ライギョやイシガメ、スッポンにもおすそ分け。背骨などの固い部分はサルバトールモニター(ミズオオトカゲ)が引き受けてくれました。
「めちゃくちゃデカいな」「華麗なるさばき」と反響
おなかパンパンのブラックバスをさばく様子に、コメント欄では「めちゃくちゃデカいな」「エサにしがいがあるサイズ」「ブラックバスのすき引き上手すぎる」「華麗なるさばきです」「いろんな生態、じっと見てしまう」「餌を食べるシーンが1番和む」といった声が寄せられています。
まつりさんは、飼育しているたくさんの生き物たちの様子をYouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる」で公開中です。
「真釣ちゃんねる」動画まとめ
動画提供:YouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる」
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