“湊あくあなどのキャラデザ担当”人気イラストレーター、“未成年淫行報道”は「事実」としKADOKAWAが処分を発表

　KADOKAWAの電撃文庫は7月23日、イラストレーターのがおうさんに関する報道を受け、『ギルドの受付嬢ですが、残業が嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』の原作イラストレーターの降板などについて発表しました。

報道を「事実と認める」

　がおうさんはライトノベルのイラストを手掛けている他、人気VTuberの湊あくあさん、結城さくなさん、餅月ひまりさんなどのキャラクターデザインで知られています。

　6月30日に未成年へのわいせつ行為が報じられたことを受け、公式サイトでは「イラストレーターがおう氏に関する一連の報道についてですが、弊社よりがおう氏本人への確認を行った結果本人も事実と認めております」と説明。

　続けて「弊社としてはこの件を大変重く受け止めており、現在刊行中であります『ギルドの受付嬢ですが、残業が嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』（電撃文庫刊）の原作イラストレーター降板ならびに関連出版物の対応を社内および社外関係者と協議し以下とする事といたしました」と報告しています。

KADOKAWAの対応

　対応としては、『Selfe Girl がおう作品集』の紙書籍を回収・絶版し、電子書籍を配信停止。

　『ギルドの受付嬢ですが、残業が嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』1～8巻の紙書籍を回収・絶版、電子書籍を配信停止し、今後はイラストレーターを変更して再発売予定です。

　さらに『ハレルヤ・ヴァンプ』全3巻の電子書籍を配信停止するとしています。

結城さくなも対応発表

　なお、報道を受けて7月2日には結城さんも「今後は同氏が手掛けたイラストの使用を控える方針といたしました。 ただし、すでに進行している直近のお仕事につきましては先方と協議のうえ、 例外的に対応を継続させていただくケースもございます。あらかじめご了承ください。 キャラクターデザインの権利は私自身が保有しておりますので、活動は今後も継続してまいります」と発表していました。