冷蔵庫にたまった“大量のきゅうり”→一気に片付く簡単レシピに「ありがたい」「苦手でも食べられそう」

　きゅうりが余っても困らなくなる、いろんな種類の簡単レシピがYouTubeで紹介されました。動画は「困っていたので助かります」「早速作ります」と注目を集め、記事執筆時点で50万回以上再生されています。

たくさん採れたきゅうりをおいしく消費！

　動画を投稿したのは、「簡単おいしく栄養満点！」をモットーにレシピを開発している管理栄養士の中井エリカさん。さまざまな料理動画をYouTubeチャンネル「食堂あさごはん」で公開しており、以前には1週間分のヘルシーな作り置きレシピが話題になりました。

　中井さんは家庭菜園で野菜を栽培しており、夏を迎えてきゅうりが豊作になったそうです。しかし、たくさん採れすぎて冷蔵庫の中にたまってきたため、約20本のきゅうりを飽きずに食べられるレシピを複数紹介してくれています。

王道の漬物から

　1つ目は、中井さんが毎年作るという王道の漬物から。小鍋にしょうゆ120cc、砂糖大さじ6、酢80cc、酒大さじ4を入れて火にかけます。「しょうゆと砂糖の量に驚くかもしれませんが、しっかり保存するためには大事です」と中井さん。こちらは漬け汁になります。

　火にかけている間に、しょうが2かけを千切りに。入れすぎると辛いので、好みによって調節しましょう。漬け汁が沸いたら火を止め、千切りにしたしょうがと輪切りの唐辛子を少し入れます。

　きゅうりは5本用意し、斜めに薄切りに。切ったきゅうりと漬け汁を保存袋に入れて半日漬けたら「きゅうりのパリポリ漬け」の完成です。ピリ辛な味付けでご飯が進みそう！

　なお、好みの漬け具合になったら漬け汁は取り除きましょう。保存期間は冷蔵5日が目安とのこと。中井さんは、きゅうりがしなっとなるまで漬けてから汁気を切り、小分けして冷凍保存しています。

きゅうりとお肉の炒め物

　2つ目は「きゅうりとお肉の炒め物」（分量は約3人分）です。最初にお肉に下味をつけます。牛肉細切れ250グラムに、オイスターソース大さじ1、しょうゆ小さじ2、酒大さじ1をかけてよく絡ませて置いておきます。

　きゅうり2本をまな板の上に置いたら、たたき棒でたたきます。全体にヒビが入ったら食べやすい大きさに切り、次にちくわ3本もだいたい同じ大きさにカットしました。中井さんは縦に四つ割りにしてから半分に切っています。

　フライパンで小さじ1のごま油を熱したら、漬けておいた牛肉を炒めました。色が変わったタイミングできゅうりとちくわを投入。さらに炒め、仕上げに塩コショウで味を調えます。

　お皿に盛り付けてから、最後に白ごまをかけて完成。きゅうりのシャキッとした食感と、ジューシーな牛肉のコラボレーションによる新鮮な味わいが楽しめそうですね。

きゅうりの煮物

　3つ目は、加熱してもおいしいきゅうりで煮物を作ります。中井さんも初めてというレシピで、まずはきゅうり3本の皮をピーラーで剥いてから食べやすい大きさに切りました。

　鍋に水200cc、白だし大さじ1杯半と煮汁の材料を加えて火にかけ、煮立ったらきゅうりを入れます。そこにしょうが1かけ分を千切りしたものを投入。こちらはチューブのおろししょうがでも代用可能とのこと。

　あとはフタをして弱火で10分煮たら火を止め、冷ましながら味を染み込ませます。そうして完成した「きゅうりの煮物」は、どことなく見た目がナスのようです。作った中井さんは思った以上においしかったと話し、「きゅうり料理に飽きたときにまた作ります」とコメントしました。

　他にも「きゅうりの1本漬け」「うま塩きゅうり」といった漬物や、「きゅうりのステーキ」「棒棒鶏（バンバンジー）風そうめん」などのレシピを披露しています。ナスやトマト、ピーマンといった夏野菜と組み合わせたレシピもあるので、気になる人はチェックすると良さそうです。

「どれもおいしそう」「大量消費ありがたい」と反響

　中井さんが教えるきゅうりの大量消費レシピに、コメント欄では「どれもおいしそう」「きゅうり苦手なんですが、私でも食べられそう」「きゅうり大量消費ありがたい」「きゅうり20本調理すごい！」「気になったのから少しずつ作ってみます」「きゅうりのポリポリ漬け、毎年作るようになりました」といった声が寄せられています。

　中井さんは、YouTubeチャンネル「食堂あさごはん」をメインにInstagram（@erika_pyys）やX（@erika_nakai）でも情報を発信しています。また、著書『素材ひとつですぐできる 絶品副菜』（講談社）が発売中。簡単に作れてリピートしたくなる副菜レシピを計176種類も紹介していますよ。

「食堂あさごはん」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「食堂あさごはん」