入院中、好物のおやつがないと聞いて泣いてしまった2歳児が、気の毒ながらほほえましいとThreadsで話題です。

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長い入院中の楽しみが……

 話題のきっかけは、お母さんのひなこ(@nacchan_haruhima_twins)さんによる投稿でした。川崎病で入院している娘さんに付き添っていたときのこと。食事中にバナナないよと伝えると、娘さんはガッカリし、布団をかぶって泣き出してしまいました。

バナナがなくてすねる娘さん。かわいそうではあるけれど、ちょっと面白くもある

 症状の程度にもよりますが、川崎病の入院期間は長く、約1週間から約1カ月といいます(参考:杏林大学医学部付属病院)。食事は数少ない楽しみの1つでしょうから、好物がなくて悲しむのも無理はありません。バナナを買ってきてあげたいのはやまやまながら、それはそれで「ママがいない」と泣き出してしまうそうで、悩ましいところです。

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盛り塩みたいになって泣く姿がいとおしい

 ただ、かわいそうな状況とは裏腹に、白い布団がうずたかく盛り上がった姿はちょっとコミカル。これをひなこさんが「盛り塩になって泣いておられます」と表現したところ、投稿は約64万回表示されるなど広く拡散されました。

言われてみると確かに盛り塩。病魔を追い払ってくれるといいなあ

 スレッドでは、「お大事に」と娘さんを気遣いつつも、「あらら〜」「かわいすぎる」「悪いとは思いつつも笑ってしまいました」と和む人が続々しました。「バナナ差し入れしてあげたい」といった声も多数見られます。

 その後、ひなこさんは娘さんのお昼寝中にバナナをゲットし、娘さんの機嫌もすっかり直りました。そして話題の投稿から約1週間後、無事退院できたとのこと。入院中は毎朝バナナを欠かさず食べていたそうです。

画像提供;ひなこ(@nacchan_haruhima_twins)さん