ユニクロの白シャツ、プロがチクチク糸を通していくと……　おしゃれな仕上がりに「可愛い」「やってみます」

　ユニクロの半袖シャツに刺しゅうをしてアレンジする動画がYouTubeに投稿されました。記事作成時点で1万8000回以上再生されています。

シアサッカーのシンプルな白シャツをアレンジ

　投稿者は、東京・西荻窪で「刺繍教室 Atelier アンナとラパン」を開いている刺しゅう作家の川畑杏奈さんです。教室では、annasの図案の中から好きなものを選んで自分のペースで制作が可能。道具の貸し出しもしているため、初心者の方や親子でも気軽に参加できます。

　YouTubeチャンネル「annas川畑杏奈」では、制作の様子や刺しゅうにまつわるQ＆Aなどを公開。毎週日曜日にはライブ配信も行っています。今回は、ユニクロの白シャツに刺しゅうを施してアレンジするようです。

シャツに図案を描く

　用意する材料は、DMC25番刺しゅう糸 ピンク224番、金糸 にしきいと22番、丸定規（20ポイントを使用）の3点です。

　まずは丸定規を使ってシャツに図案を描きます。雪の結晶のような刺しゅうをしていくとのこと。十字に印をつけたら斜めにも線を引き、漢字の「米」のような8本線の模様をランダムに書いていきます。

　動画ではシャツの上部、肩から胸のあたりまで図案を描き、丸と丸の間隔を横10センチ縦5センチほど開けていました。

ピンクの糸で刺しゅうをしていく

　図案にそってピンクの糸で刺しゅうをしていきます。刺しゅう糸は6本どり、刺し方はストレートステッチです。外側から中心に向かって1本ずつ順番に刺しゅうしていき、最後は裏で玉止めします。

　刺しゅう枠を使いますが、シアサッカーの特徴である凹凸が伸びてしまうので、最初に刺しゅう枠をしっかり広げてなるべく凹凸が伸びないように固定してから締めるとよいとのことでした。

金糸を刺しゅうする

　続いて金糸を刺しゅうします。金糸は1本どりで30～40センチ程度にカットし、刺し方は同じくストレートステッチです。あまり長くカットしない方が、きれいなよりのまま刺しゅうできるそう。ピンクの糸の上からさらに金糸を刺しゅうし、最後は裏で玉止めです。

図案を消して完成！

　全て刺しゅうし終わったら、最初にチャコペンで描いた図案を消していきます。チャコペンは、水をつけて濡らすと消えるので、1つずつ綿棒で消していきましょう。もし消し忘れがあっても洗濯すれば大丈夫です。

　シンプルなユニクロの白シャツが、さりげなく愛らしい刺しゅうが施されたシャツに大変身！　刺しゅう糸の色を変えたり、刺しゅうする場所を袖部分などに変えたりすれば、また違った印象のシャツが出来上がりそうです。刺し方もストレートステッチのみなので、初心者でも挑戦できますね。

「可愛い」「自分で可愛くアレンジできて嬉しい」など反響

　コメントには「可愛い」「自分で可愛くアレンジできて嬉しい」「やってみます」「作りました。着るのが楽しみ」「涼し気なブラウスですね」などの声が寄せられました。

　川畑さんはYouTubeチャンネル「annas川畑杏奈」のほか、Instagram（@annastwutea）でも情報を発信中です。また、セレクトショップ「Net store アンナとラパン 」では、オリジナル刺しゅうキットや作家の目線で選んだ刺しゅう道具を購入可能。刺しゅう図案のサブスクリプション「annasの毎月の刺繍」も運営しており、毎月の新しい図案に加え、過去図案もダウンロードできます。

　さらに、7刷目となる川畑さんの著書『annasのおいしい刺繍CAFE&SWEETS』（河出書房新社）や、最新刊の『annasの雑貨の刺繍: 文具店、手芸店、園芸店、洋品店…etc.街角で出会ったかわいい小物たち』（光文社）も発売中です。　

動画提供：YouTubeチャンネル「annas川畑杏奈」