鮮魚スーパーで1匹だけ生き残っていた激安クリガニ→連れ帰って水槽に入れると……　驚きの姿に「凄まじい」「あんな瀕死だったのに」

　鮮魚スーパーで冷たくなっていたクリガニを購入して水槽に入れたら……。ひん死だったクリガニを飼育する様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で18万6000回以上再生され、3800件を超える高評価を獲得しています。

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「エマスちゃんねる／EMAS CHANNEL」を運営するもりぽこさん。生き物の素晴らしさを発信しており、以前はスーパーで売れ残っていた「ネコザメ」を購入し、飼育する様子が話題となりました。

お買い得だったクリガニ

　朝活で「ペットショップ」にやって来たもりぽこさん。もりぽこさんがペットショップと呼んでいるのは実は鮮魚スーパーのことで、この日もペットにできる子がいないか探しに来たようです。

　もりぽこさんが見つけたのは、氷漬けになった30匹ほどの「クリガニ」。その中で、1匹だけまだ生きていた個体がいました。かろうじて口元や足が動いているのが確認できるその1匹をもりぽこさんは購入。432円、青森県出身です。

　急いで車に乗せて家に連れ帰りましたが、どんどん弱っていっているようで、途中でほとんど動かなくなりました。家に到着してすぐに水に入れてあげるものの、反応はにぶめ……。もりぽこさんも思わず「おい大丈夫か？　死んでんのか？」と声をかけます。

先住ガニとルームシェア

　弱ったクリガニをいったん水槽に入れてみたところ、驚いたことに急に元気を取り戻して動き出しました。元気になって歩き回るのは良かったのですが、足がすべってしまうので別の水槽に移動することに。その水槽には先住毛ガニの「カニタマ」くんがいます。

　もりぽこさんによると、クリガニと毛ガニは低水温を好み生息環境が似ていて、エサも同じ物を食べるので一緒に飼育ができるのだとか。本当は単独飼育が理想ですが、事情があって1カ月ほどルームシェアしてもらうことになりました。

　ケンカするようならすぐに取り出そうと見守っていましたが、どうやら大丈夫そうです。しかし心配なのは、まだクリガニが目の前に出したエサを警戒して食べてくれないというところ……。

味に興味が湧いてきたので、別のクリガニを買って食べてみた

　クリガニを飼育したことで、その味に興味が出たもりぽこさんは別の日、近所で売っていた別のクリガニを購入し、友人のYouTuber「水ラーメン」さんのお家へ。

　キッチンを借りて作ったのは「カニチャーハン」です。クリガニは身はそれほど多くなく、みそが一番おいしかったそうです。毛ガニと比べると味は薄めですが、値段がかなり違うので、みそ汁などにも気軽に使えるとのことでした。

　友人宅でカニを食べ、帰って来たらカニのお世話をするもりぽこさん。サザエは食べてくれなかったけど、サバなら食べるかなと思って買って来ました。

　まずカニタマくんに食べさせて、それからクリガニくんに与えてみると……。やっと防御の体勢を解いてハサミで上手につかみ、食べてくれました。エサを食べてくれるようになったら一安心ですね。新しく仲間になったクリガニくんのその後の様子が気になる人は、「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

クリガニの様子と御用達の“ペットショップ”に反響

　動画には「この人に育てられてる生き物たちは幸せだろうな」「冷たくなっていたのに、水槽の中で少しずつ動き始める姿に心が温まりました」「生き返った～ん」「あんな瀕死だったのにめっちゃ踊っててかわい～～！」「クリガニ、凄まじい復活ぶりw」といった声の他に、「鮮魚店と言う名のペットショップで新たな家族が増えるのが最近一番の楽しみだわ！」「段々、ペットショップの概念が変わってきましたw」「素敵なペットショップが近くにあって便利ですね」など、もりぽこさん御用達の“ペットショップ”に興味を持つ人たちからのコメントが寄せられています。

　生き物やアクアリウムの動画・情報は「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」のほか、Instagram（@emas_channel）とX（旧Twitter）（@emas_channel）でも発信しています。

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　画像提供：「エマスちゃんねる／EMAS CHANNEL」

（Yuki ブログ「たたかうこいぬ」／Instagram）