【袋麺】インスタントラーメンのプロに“袋麺の魅力やトレンド”を聞いてみた！　プロおすすめの激うまアレンジとは？【2025年最新】

プロがすすめるおいしい食べ方は？　実際に試してみた！

　手軽に作れる袋麺は基本的な作り方で食べても十分おいしい優れものですが、一手間加えるとまた違った味わいになります。今回は、インスタントラーメンナビに掲載されているアレンジレシピを参考に、市販の袋麺を実際にアレンジして食べてみました。

　その日の気分に合わせて、いつもと一味違う袋麺を楽しんでみてはいかがでしょうか？

一手間のアレンジでさらにおいしく！「たけのことアスパラの和風ラーメン」

　今回は日本即席食品工業協会の公式サイト・インスタントラーメンナビに掲載されている「簡単おいしいアレンジレシピVol.5」の中から「たけのことアスパラの和風ラーメン」を作ってみました。使用するラーメンは、しょうゆ味ならどれでもOKとのこと。今回は「ラ王 醤油」を使用しています。

＜材料＞1人前

インスタントラーメン（しょうゆ味） 1袋

熱湯 450ミリリットル

添付のスープ（しょうゆ味、液体）1/2袋

たけのこの水煮 70グラム

アスパラガス 2本

豚バラ肉 50グラム

塩こしょう 少々

ごま油 大さじ1

かつお節 5グラム

＜作り方＞

準備：アスパラガスは根本1センチを切り落とし、根本から1/3程度ピーラーでむいておきます。

1：たけのこの水煮は縦に薄く切り、アスパラガスは6センチ幅に切ります。豚バラ肉は6センチ幅に切ります。

2：鍋にごま油を入れ中火で熱し、1を入れ豚バラ肉に火が通ったら塩こしょうで味付けをします。

3：熱湯、かつお節、インスタントラーメンを入れ、パッケージの表記時間通り加熱します。

4：器に添付のスープを入れ、3のゆで汁を注いだらよく混ぜます。

5：麺と具を盛り付け、仕上げにかつお節をかけて完成です。

　まずは具材の下準備から。たけのこの水煮は、丸ごとなら1/4にカットして、縦に薄く切ります。たけのこについている白いかたまりはチロシンという成分で、食べても問題ないそうですが気になるようなら取り除いてください。　アスパラガスは、ちょっと手間ですが、はかまと呼ばれる硬い小さな葉を取ることで、食感がよくなります。豚バラ肉も、食べやすく6センチ幅に切り分けておきます。

　下準備ができたら、鍋にごま油と具材を入れて炒めます。鍋の材質によっては焦げつきやすそうですが、豚肉から先に入れて、脂を引き出してあげると焦げにくいです。しばらく炒めて、肉の色が変わったら塩こしょうで味付け。後でも加熱するので、この時点では野菜に完全に火が通っていなくてもOKです。

　鍋に、計量した熱湯、かつお節、インスタントラーメンを入れます。かつお節の量は好みで調節して。袋麺のパッケージの表記時間通り加熱とのことなので、今回は、4分ほどゆでます。

　器に添付のスープを1/2量入れ、ゆで汁を注ぎます。このとき鍋を傾け、具材や麺が器に入らないよう菜箸などで抑えながらゆで汁だけをそっと器に入れてからよく混ぜると、スープが混ざりやすいようです。勢いよく注ぐと、はねるので気をつけて！

　混ざったスープに、麺と具をバランスよく盛り付け、仕上げにかつお節をかけたら完成です！盛り付ける際は、菜箸やトングで調節しました。

完成！　実食してみた

　アスパラの彩りがきれいで、ボリュームもあり見た目にもとてもおいしそうです。それでは、さっそく食べてみます！

　スープをすするとかつお節の香りがふわっと鼻に抜けて、一気に和風の味わいが強まりました。また豚肉の旨みがスープに溶け、濃厚さが増しているようです。ごま油のコクも加わり、お店のような本格的な風味となっています。麺も、つるりとした生麺のような食感でスープがよく絡んでいました。

　アスパラやたけのこのコリッとした食感がアクセントになって、食感も楽しく食べ飽きません！　上品ですが、お肉や野菜が入ってしっかり食べ応えがあり、見た目にもおなかも満足する一品となりました。

アレンジレシピの難易度は？

　一つ一つの材料はスーパーでそろうので、準備しやすいレシピでした。調理工程では、生肉をカットするところとアスパラガスの下処理に少し手間がかかるかもしれません。しかし、その一手間をかける価値のあるおいしさでした！　使うラーメンの種類によっても味わいが変わってきそうなので、色々な銘柄で試してみてもいいかもしれませんね。

袋麺についてのまとめ

　袋麺について、日本即席食品工業協会の鈴木竜秀さんにお話を聞き、みんなの人気製品や買い方のアンケート、おすすめ製品、魅力やトレンド・基礎知識、アレンジの実食レポまで、盛りだくさんでお届けしました。袋麺は私たちのとても身近にある食品ですが、意外と知らなかったこともあったのではないでしょうか。
　長く日持ちしてストックしやすく、さまざまなアレンジが楽しめる袋麺。昔から馴染みのあるものやちょっと変わった新製品まで、いろいろな袋麺を試してみてはいかがでしょう。