おいしそうなパスタの具材に紛れ込んでいたのは……。食事中に見つけたちいさなしあわせの写真が、X(Twitter)で48万回以上表示され、約2万1000件のいいねを集めるほど話題になっています。

 投稿者は、Xユーザーの津村根央(@touhubook)さん。レストランでパスタを食べているときに、うれしい出来事があったといいます。

 津村さんが食べていたのは、アサリ貝を使ったボンゴレというパスタ。アサリの旨味が溶け出したスープとパスタを絡めて、おいしく食べ進めていると……。

貝の中からコンニチハ!

 なんとアサリの中からちいさなカニが! スプーンに乗せられたカニの正体は、アサリに寄生して生活する「ピンノ」という種で、日本ではカクレガニと呼ばれています。

 アサリのような2枚貝の中からは、カニやエビなどのちいさな住民が紛れ込んでいることがあり、希少性から「幸運の象徴」として捉える人も多いそうです。

 食事中に見つけたちいさなしあわせに、Xでは「かわいい」「これは嬉しい」「我が家では大吉と呼んでおります」「幼い頃シラスの中に混じった小さいイカとかカニを発見して凄く嬉しかったことを思い出しました」などの反響が寄せられています。

 ちなみに、ピンノはアサリ以外の2枚貝からも見つかることが多く、そのまま食べても害はありません。しかし、ちいさくても立派な甲殻類であるため、カニやエビなどの甲殻類にアレルギーがある人は注意が必要です。

画像提供:津村根央(@touhubook)さん