ねとらぼ
2025/08/19 20:45(公開)

築50年のドン引きする家を45万円で購入→ほぼ1人でリノベして半年後…… 信じられない仕上がりに「天才かよ!」「近所だったら住みたい」

 45万円で購入した“ごみ屋敷”。ほぼひとりで行ったDIYリフォームで生まれ変わるビフォーアフター動画がYouTubeに投稿され、「こんなに綺麗になるなんて!!」「普通に自分が住みたいくらい」と驚く声があがっています。動画は記事執筆時点で9万8000回以上再生されています。

【ビフォーアフター】45万円ごみ屋敷が家賃7万円に化けるまで【75万円DIYリフォーム】
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 投稿者は、YouTubeチャンネル「ひとりでできるマンDIY」を運営する、ひとりでできるマンさん。電気工事士の資格を持ち、これまでの知識や経験から多数の空き家をほぼひとりでDIYして再生させる様子を発信してきました。今回は45万円で購入した築50年の物件のビフォーアフターです。こちらは空き家だった期間が長く、電線が切られてしまうほど手つかずの状態でした。

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ごみだらけの家をリフォーム

 家の中は、ほとんどの部屋が床が見えないほどごみだらけで、家具や家電は当時人が住んでいたころのまま残されていました。ビフォーの様子を振り返った投稿主さんも、「これ本当に私が片づけたんですかね。過去の自分を褒めてあげたい」と思わずつぶやいています。

リビングのビフォー
リビングのビフォー

 リビングは大量のごみだけでなく、なぜか1つの部屋に詰め込まれていた大量の扇風機も処分。アフターとして映るリビングは、きれいに片付けられており、白を基調とした爽やかな雰囲気。広々として気持ちがいい印象に激変しています! 

 なお、和室から洋室への変更はどうしても工事費用がかかってしまうとのことで、リビングのDIYの材料費は約14万円かかったとのこと。DIYとは思えない見事な仕上がりに感動します。

リビングのアフター
リビングのアフター

 またキッチンは、リビングの奥に移設されました。他物件の残置物や、もらい物のキッチンパネルを活用したとのことで、合計約3万8000円で仕上げることができたとのこと。こちらもすっきりとしたすてきな内装に仕上がっています。

キッチンもリビングに移設
キッチンもリビングに移設
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問題のキッチンは洗面脱衣所に

 キッチンを移設した理由は、家の中を見た当初「台所がヤバいなこれ……」と絶望するほど周りが荒れていたため。そのすぐ隣はお風呂だったので、元キッチンだった場所は洗面脱衣所に改造することにしました。

キッチンのビフォー(奥がお風呂)
キッチンのビフォー(奥がお風呂)

 たくさんの調理器具や食器、賞味期限がとうに切れた調味料などなど……。投稿主さんは気合いと勢いでひたすら片づけていき、鉄のごみは買い取ってもらってお金に変えながら、配管や床も含めてリフォーム。そうしてできあがった洗面脱衣所は、ビフォーからは想像できないほどきれいですっきりした空間に! 

 別の物件から持ってきて塗り直した洗面化粧台も木目調のナチュラルな雰囲気で、部屋にマッチしています。費用は合計約5万5000円。ちなみに広さは5帖ほどあるそうです。

元キッチンはすてきな洗面脱衣所に(アフター)
元キッチンはすてきな洗面脱衣所に変身しました(アフター)

 奥のお風呂もお化け屋敷のようにボロボロでしたが、ステンレス製の浴槽を磨いたり、全体を高圧洗浄できれいにしたり、壁や天井をパネル工法で一新したりして真っ白な浴室へとリフォームしています。費用は約5万4000円。こちらの作業風景は以前、ねとらぼの記事でも紹介しました。

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2階に大きな洋室をつくる

 続いて2階です。元は4部屋あり、うち7畳の和室は畳の表替えを外注で行い、柱の塗装と、白い壁紙を貼って、あえてモダンな雰囲気の和室として残しています。隣の10帖の洋室も内装リフォームのみで、どちらも費用は約3万円前後で済ませたそうです。

 そして残りの6帖と4帖半の部屋はつなげて、大きな1つの洋室へと大改造! 元のアルミサッシの窓を1つ潰して大壁化し、ぼろぼろだった土壁には石膏ボードを貼ってから壁紙で仕上げています。

6畳と4畳半の和室をつなげて……(ビフォー)
6畳と4畳半の和室をつなげて……(ビフォー)
広い約12帖の洋室に(アフター)
広い約12帖の洋室に(アフター)

 部屋の角には、約1万3000円で作ったという照明付きのワークスペースが。その隣には、建具職人YouTuberの「建具屋のまさお」さんとのコラボで製作・設置された4枚折戸もあり、便利なクローゼット付きとなっています。

【4枚折戸】お隣は建具職人YouTuber!? ホムセン材料だけでプロに作ってもらったら精度がバグってた【建具屋のまさおコラボ】【45万円ごみ屋敷㉘】

修繕費用は合計約75万円と過去最高額

 上記の約12帖の部屋のリフォーム費用(材料費)の合計は約13万円。動画では他にも玄関とエントランス、簡易水洗に変えたトイレ、階段のリフォーム等が紹介されています。それに加えて、テレビアンテナの修繕や残置物の処分代といった雑費も含めて大まかに計算すると、修繕するのにかかった費用は合計約75万円とのことでした。なお、投稿主さんにとっては過去最高額で、資材の高騰や物件が大きかったことなどを理由に挙げています。

 なお、ひとりでできるマンさんはこれまでの知識や経験を踏まえ、顔なじみのプロの協力とアドバイスをもとに、十分な安全対策をとってDIYしています。一般の人ができるレベルではないため、まねしないでください。

「こんなに綺麗になるなんて!!」「近所だったら住みたい」

 ゴミ屋敷から生まれ変わったこちらの物件。コメント欄では「近所だったら住みたい」「あのゴミ屋敷がこんな素敵な部屋になるなんて!」「凄い…100万かからないんだ」「DIYのレベル高すぎでただただ驚くばかりです」と驚く声から、「普通に自分が住みたいくらいです!」「いいなあ 近所だったら住みたいな」「天才かよ!」なんて声も寄せられていました。

 それぞれの部屋の詳しいDIYリフォームの様子は、YouTubeチャンネル「ひとりでできるマンDIY」で公開中。また今回紹介した物件の総集編も今後公開予定とのことです。情報はX(@HitoriDiy)でも発信中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「ひとりでできるマンDIY」さん

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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