ダンボールの構造を生かして驚きの作品を作る動画がYouTubeに投稿され話題に。制作に300時間以上を費やしたという大作には、記事執筆時点で11万回以上再生されるなど、大きな反響を集めています。

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300時間超のダンボール製ミニチュアハウス

 動画を投稿したのは、ダンボールでさまざまなミニチュアハウスを作っているYouTubeチャンネル「JEJEN TIBARETO」。今回は、336時間もかけて制作したという作品を10分ほどで紹介しています。

 まず、ほぼ正方形のダンボールを3枚重ねて接着。側面に細長くカットしたダンボールを貼り付けて縁をつけると台座のような土台の完成です。続いてひとまわり小さい同様のパーツを作り、最初の台座の上に重ね合わせることで、家の基礎まわりが形作られていく様子がうかがえます。

まずは土台作りから

 続いて、あらかじめカットしておいた壁パーツを土台に順番に貼り付けていきます。窓やドア用にくり抜かれたパーツも配置して建物の輪郭を形作ったら、外壁にはダンボールの断面が見えるよう細長くカットしたパーツをレンガを積むようにモザイク状に貼り付けて格子模様を再現。最後に建物の角に柱パーツを取り付けると、よりリアルな立体感が加わります。

ダンボールの断面を生かした外壁
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ダンボールの片面を剥がして……

 ダンボールで組んだ窓枠には、プラスチックのシートを貼り付けドアノブなどの細かなパーツも丁寧に作り込みます。着色した玄関ドアやダンボール製の小物を外装に追加することで、建物のリアリティーがより際立っています。

 天井と屋根もすべてダンボール製。厚みのあるダンボールを細長くカットし、一方の紙面を剥がすと波状になった中芯が現れるため、それを瓦に見立てて屋根全体に貼り付けていきます。まさに本物の瓦のような仕上がりです!

ダンボールの構造で瓦を再現

 さらに細かいダンボールのパーツを加えてディテールアップした後、建物の周囲に芝のシートと植え込みの花を飾ったら完成です。なお、動画では各パーツの寸法も詳細に紹介されています。

完成!
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クオリティーの高いミニチュアハウスに称賛の声

 ダンボール素材の特徴を生かした見事なミニチュアハウスには「なんて美しいのでしょう」「大好きです!」「とても豪華な家だ」「特に瓦屋根のアイデアがすばらしいと思いました」「この作り方、すごくきれいで満足できる!」「すばらしい才能」「私もやってみたい」という称賛のコメントが寄せられています。

 同チャンネルではこの他にも、さまざまなタイプのダンボール製ミニチュアハウスを紹介しています。

画像はYouTubeチャンネル「JEJEN TIBARETO」より引用