観葉植物に日向ぼっこをさせたら……? 思わぬ結果がInstagramに投稿され、動画は記事作成時点で115万再生を記録。1万1000件のいいねを獲得し「ヤバ」「やった事あります」などと注目を集めています。

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観葉植物が枯れるNG管理方法5選

 投稿したのは、園芸インストラクターの「かい」(@botanical_vlog)さん。SNSでは植物の育て方についてお役立ち情報を発信しており、以前にも、冬に観葉植物を枯らさないための“意外な”対策を紹介して話題になりました。

 今回は、初心者がやってしまいがちな観葉植物が枯れる5つのNG管理方法を紹介しています。かいさんの元に寄せられる相談では、これらのいずれかをやってしまうことで植物が枯れかけているケースがとても多いとのこと。自分に当てはまるものがないか、早速チェックしてみましょう。

観葉植物が枯れるNG管理方法5選
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1.玄関やトイレに植物を置く

 まずは観葉植物の置き場所についてです。玄関やトイレをおしゃれに演出するために植物を置くことは多いもの。しかし、かいさんによると、植物は明るい場所、風が動く場所に置くのが基本とのこと。空気が止まっている部屋に置くのはNGなのだそうです。これは知らなかった……!

空気が止まっている場所に置くのはNG
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2.鉢底から水が出ないように水やり

 次は水やりについてです。水をやるときは「鉢の底から水が出ないようにしている」という人が多いそうです。

 しかし、かいさんは「少ない量の水やりは意味ないです!」ときっぱり。このやり方だと土の一部しか湿らないため根が枯れてしまうのだとか。ちゃんと水やりをしているつもりでも実際には足りていないことがあるようですね。

少ない量の水やりは意味ないです!
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3.晴れた日によかれと思って日向ぼっこ

 また、晴れた日によかれと思って植物に日向ぼっこをさせる人も多いそうです。しかし、普段日陰に置いてあるからといって、いきなりベランダに出して直射日光に当てるのは「植物にとって大迷惑!」なのだとか。植物が喜ぶと思ってやることが、実は逆効果になってしまうこともあるようですね。

いきなりベランダに出して
直射日光に当てるのは大迷惑!
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4.弱った植物にとりあえず肥料

 続いて、弱った植物の管理についてです。植物が弱っているときは、とりあえず肥料を与えれば元気になると考えてしまいがちです。

 しかし、弱っている植物は根が弱っている可能性が高いので、肥料を与えると余計に根が傷んでしまうのだとか。

弱った植物に肥料を与えるのは逆効果

5.黄色い葉っぱをハサミで切る

 最後に、黄色い葉っぱが出てきたときの対処法について。黄色い葉っぱはハサミで切って取り除く人が多いそうです。

 しかし、葉っぱを切るのは一時的な解決にしかならないとのこと。根本的な原因を解決しない限りは、また違う葉っぱが黄色くなる、の繰り返しになってしまいます。どれも知らないことばかりで勉強になります……!

黄色い葉っぱを切るのは一時的な解決にしかならない

「やってることばかりだ!」と反響

 初心者に“あるある”なNGを紹介したこの動画には「ほぼ全部やった事あります 今年は観葉植物をもっと上手に元気に育てられるようになりたい」「ヤバ やってることばかりだ!」「全部当てはまってる」「黄色くなった葉っぱ 切ってましたー」「晴れた日に日向ぼっこさせた事ある〜」などの声が寄せられています。

 なお、かいさんは続編の動画として“観葉植物がよろこぶ正しい管理方法5選”も公開中。ユーザーからは「目からウロコでした」「今日から実践したい」などの声が寄せられており、こちらも参考にできそうです。

 かいさんはInstagramアカウント(@botanical_vlog)で観葉植物に関する情報を発信中。また、著書『観葉植物男子 会社員が200株と暮らしてわかった、枯らさないコツ 』(KADOKAWA)が発売中です。