ねとらぼ
2025/08/08 09:15(公開)

「本当に尊敬します」 67歳母が振る舞う“おもてなし料理”がすごい! 手の込んだ一品の数々に「見習いたい」「憧れてます」

 北海道で暮らす母が来客をコース料理でおもてなしする様子が「最高ですね」「本当に尊敬します」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で23万回以上再生されています。

67歳の母が作るおもてなしコース料理と、バラの季節の庭仕事
北国の暮らし 今を豊かに生きる家しごと庭しごと"

北国の暮らし 今を豊かに生きる家しごと庭しごと

Kuro
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親戚や友人をおもてなしするコース料理

 投稿したのは、YouTubeチャンネル「Kuro – 北国の暮らし」のクロさん。現在67歳の母、92歳の祖母の北海道での暮らしを発信しており、以前には1人暮らしの祖母のルーティンが話題になりました。

 今回は6月下旬に撮影した、夕方から親戚と友人の来客がある日のお母さんの様子です。朝は、畑にレタスを植えるなど庭の管理を手伝ってくれているEさんと一緒に庭仕事に励み、10時ごろからおもてなし料理の準備を始めます。

おもてなし料理を準備する67歳のお母さま
おもてなし料理を準備する67歳のお母さん

 最初に作るのは、庭のバラで作ったシロップを使ったバラのゼリーです。白ワインを煮沸してアルコールを飛ばし、バラシロップ、レモン果汁を加えます。50~60度の温度になったら、水でふやかしておいたゼラチンを入れて溶かし、容器に入れました。バラの花びらで彩り、冷蔵庫でしばらく冷やせば完成です。

 次は鶏肉のフォーのスープを準備します。中華包丁のような幅の広い包丁で鶏肉1羽(丸鶏)をカット。ニンジン2個、タマネギ2個、新ショウガ2個、ニンニクの粗みじん切り適量とともに鍋に入れました。水は4リットル。スパイスは、コリアンダー、コショウ、カルダモン、シナモン、そして重要だというパクチーの根も最後に入れています。

フォーのスープを作る様子
フォーのスープを作る様子

 鶏ハムは、炊いたお米を使って手作りした発酵調味料「寒こうじ」に漬けておいた鶏むね肉を使用。耐熱ポリ袋に小分けにして入れたら、沸騰したお湯に袋ごと入れます。火を止めてフタをし、数時間置いて完成です。

 ゴマ豆腐は、くず粉と水だし、練りゴマを使います。鍋に入れて弱中火で加熱しながら混ぜ続けると、だんだんと固まって粘りが出てきました。クロさんも手伝って10~15分ほど手を休めず混ぜ続けたら、ラップと輪ゴムで包んで冷水で冷やして出来上がりです。

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前菜とサラダ

 続いて、前菜用の刺し身の下ごしらえです。ニシンは骨が多いため骨抜きで取り除き、丁寧に包丁で切ったら、しょうゆこうじ、オリーブオイル、おろし新ショウガを加えて和えます。クロソイも切ったら、半分は自家製の調味料(サンショウ・ニンニク・松の実・オリーブオイルのペースト)で和え、もう半分はしょうゆこうじとわさびで和えました。甘エビはオリーブオイルと塩と和え、殻や頭は翌日のみそ汁用にダシを取っておきます。毛ガニは身を取ってポン酢で味付けしました。

 他にもズッキーニのサラダ、よだれ鶏と蒸し魚の下ごしらえと、手際よく進めていくお母さん。そのまま夕方になり、三重県から来たクロさんの親戚と友人たちが到着すると、お母さんが庭を案内します。お母さんはガーデンデザイナーであり、手入れの行き届いた美しい景観の庭は見ているだけでも癒やされます。

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レンタルスペースで料理を提供

 その後は、クロさんのお兄さんが運営するレンタルスペースを貸し切り、ゲストをもてなしました。

レンタルスペースでおもてなしコース料理を提供
レンタルスペースでおもてなしコース料理を提供

 刺し身を皿に盛り付け、ネギ、ディル、フェンネルをトッピングして香りと彩りを添えています。ゴマ豆腐にはわさびしょうゆをかけて提供。祖母も参加し、おいしそうな前菜とビール(もしくはお茶)で乾杯します。

前菜のお刺身を準備
前菜の刺し身を準備

 続いて野菜料理を準備するお母さん。カリフローレ、スティックセニョール、カブなどを蒸し焼きにして塩で味付けしたものと、スライスしてきれいに並べたズッキーニのサラダを提供しました。後者にはマルドンの塩とパルミジャーノ・レッジャーノで味付けしています。

ズッキーニのサラダ
ズッキーニのサラダ

 鶏ハムは、事前に作っておいたタレをかけてよだれ鶏にしました。さらに、下ごしらえを済ませておいたタラの寒こうじ漬けは上新粉をまぶし、キャベツやマイタケと一緒にせいろで蒸しています。

 鶏肉のフォーも準備します。ゆでたフォーを器に入れたら、パクチー、ネギ、鶏肉、レモン、乾燥唐辛子をトッピング。スープは塩とヌクマムで味を調えました。

鶏肉のフォー
鶏肉のフォー

 会話にも加わりながら、ほどよいタイミングで料理を提供するお母さん。最後は目にも鮮やかなバラのゼリーがゲストの心を満たします。お母さんのすてきな手作り料理で、おもてなしは大成功。終始和やかな雰囲気に包まれていました。

バラのゼリー
バラのゼリー

「どの料理もとってもおいしそう」「見習いたいです」と反響

 この動画のコメント欄には「どの料理もとってもおいしそう」「次々出てくるお料理の数々圧巻です」「なんでも手作りなの本当にすごいなあ」「バラのゼリーの色がほんとにきれい」「お母さま、本当にすてきです。見習いたいです」「お母さまの丁寧な暮らしに憧れてます」と、国内外から感動する声がたくさん寄せられています。

 クロさんは、母と祖母の丁寧な暮らしを北海道の四季折々の自然とともにYouTubeチャンネル「Kuro – 北国の暮らし」で発信しています。また、クロさんの著書『北国の暮らし 今を豊かに生きる家しごと庭しごと』(KADOKAWA)が販売中です。

「Kuro – 北国の暮らし」動画まとめ

暮らしのVlog|いちご大福と豆花とゼリー|手作り皮の水餃子と銅鍋で作る煮物|味噌と寒麹|栗の木の剪定
北海道の春の日常と暮らしのVlog|67歳の母が作るサバの味噌煮と手作り豆腐|92歳の祖母と一本桜|塩レモン, 鶏肉のパイナップル煮込み
北海道の初夏の日常と、おいしい食卓|67歳の母の料理と庭しごと|92歳のおばあちゃんの庭散歩|ヒレカツ, オムレツ, 冷やしラーメン, 切り干し大根, 炊き込みご飯, メロンの漬物

動画提供:YouTubeチャンネル「Kuro – 北国の暮らし

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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