45歳の人気ミュージシャン、がん発覚から1年後死没　12時間術後の“地獄”と格闘も……　生前最後に「できる事が限られていく」と書き遺していた

　ヒップホップミュージシャンのNONKEYさんが7月27日にX（Twitter）を更新。ともに活動していたDJCAN（佐藤祐）さんが、7月25日に死去したことを公表しました。45歳でした。

早すぎる別れ

　NONKEYさんは、「訃報になります 相方DJCANが永眠しました 闘病中沢山の応援ありがとうございました」と食道胃接合部がんで闘病していたDJCANさんの旅立ちを報告。書面では、「病気の発見から約一年間 心が折れる事なくCANらしく戦っていました」と闘病中の様子を伝えました。

　葬儀はご遺族の意向により近親者のみで執り行われるとのこと。8月2日まで斎場で対面できますが、前日までに斎場への電話予約が必要だといいます。

2024年7月にがんを公表

　DJCANさんは2024年7月、食道胃接合部にがんが見つかったことを公表。SNSでは闘病記を発信しており、同年10月には12時間にも及ぶ手術を受け、「いまは術後の痛みと目眩、吐き気しびれなど色々あって地獄体験しております」と病状を伝えていました。

　11月には退院して自宅に戻り、大ファンである横浜DeNAベイスターズを応援する投稿を多く行っていたDJCANさん。最後の投稿は2025年6月8日で、「自分でできる事が どんどん限られていく。。。」とがんに体を蝕まれていく実感を吐露していました。

大変遅れましたが
あけましておめでとうございます。

新たな化学療法も始まり
今年も引き続き病気の治療ですね〜

入院、自宅療養の繰り返しになりますが
変わらず前向きに取り組んでいくつもりなので
よろしくお願いします。 pic.twitter.com/O2TSz2PzdO

— DJCAN (@DJCAN1980) January 19, 2025