毎日庭に来るインコから、ある日渡された“贈り物”→4カ月後……「ビックリ」　まさかの結果に「胸が熱くなりました」

　毎日お庭にやって来るインコから渡されたあるもの。その4カ月後を記録した動画がYouTubeに投稿され記事執筆時点で8万回再生を突破し「じーんと胸が熱くなりました」といったコメントを集めています。

インコからの贈り物

　投稿者は、YouTubeチャンネル「いきもの自然探訪」を運用しているあじさんとみくさん。前回話題になった動画では、家の前にずっと昔からある大木が工事で切られた日に、インコの「ボブ」くんがその実を人間に託してくれた様子が紹介されました。

インコたちの子育てが始まるころ

　それから2カ月後。4月に入って餌台の閉店時期になりましたが、もうすぐ近所の森へ帰ってしまうボブくんのために臨時開業をしていました。本格的な子育てが始まるまで、常連でキジバトの「クロ」ちゃんと一緒にごはんを食べて仲良く過ごします。

子どものお披露目も

　子育ての時期になると、お庭にぱったりやって来なくなるインコたち。そのタイミングを合図に、餌台はひとまず終了となりました。さらに2カ月後の6月～7月は、再び餌台を臨時開業。その理由は、子育て中のボブくんが子どもを見せに来てくれるからです。

　もちろん、クロちゃんも遊びに来てくれたのですが、「ボブくんだと思っていたインコが全然知らないやつだ」と子どもにビビっていました。ボブくんの子どものお披露目はとても短く、ほんの2、3日程度。顔見せが終わるとボブくんファミリーは森へ帰って、冬まで戻ってきません。

4カ月後のムクロジの実は……？

　ボブくんたちが来なくなって、あじさんとみくさんがしんみりしているころ。4カ月前に託されたムクロジの実は、無事に芽を出して順調に育っていました。とっても成長が早く、数年後には立派な大木になっていそうです。大木の伐採は悲しい出来事でしたが、それぞれの命はこうして未来へとつながっていくのでした。

　動物たちの営みや自然に癒やされるこちらの動画。コメント欄には「ムクロジの命を繋いだボブ君のファインプレー」「ボブ君の置き土産の育ちが早いこと、ビックリです！」「ボブ君のムクロジ、元気に育ってて良かったです」「今後の報告も期待」「あの、童話の様なエピソードから、新しい命が生まれたとは素晴らしい」など、反響の声が寄せられていました。

　YouTubeチャンネル「いきもの自然探訪」ではこの他にも、四季折々の里地里山の風景や動物たちの様子を発信中。ムクロジの今後の成長や冬に戻ってくるボブくんファミリーの日常が見られます。