“幅4.5メートル超え”の真っ白な壁→プロが迷いなくペンを走らせていくと……「天才だーーっ！」　驚きの完成品が580万再生

　真っ白な壁にプロのアーティストが“幅4.5メートルの巨大漫画”を描いていく様子が、YouTubeで話題です。投稿は記事執筆時点で580万回以上再生され、8万5000件を超える“高評価”を集めています。

4.5メートルの巨大漫画描いてみた

　話題の動画を投稿したのは、マンガ風壁画家のSHINN UCHIDA（＠mangalivepaint）さん。こちらのアカウントでは、世界各国でライブペイントをする様子や、海外観光をするvlogなどを発信しています。

　最初に映し出されたのは、幅4.5メートルもの真っ白な壁。今回UCHIDAさんは、この大きな壁いっぱいに「巨大漫画」を描くそうです。会場はマレーシアのクアラルンプールとのことで、かなり国際的なイベントのようですね。

よどみなくペンを走らせていく

　まず、壁に薄くアタリをとるところからスタート。そこから滑らかにペンを動かし、大きな人物を描いていきます。このキャラクターには、機械のような細かいパーツが取り付けられており、近未来的なデザインが目を引きます。

　さらに定規を使ってコマ割りをして、集中線や効果音など、漫画ならではの演出もきっちりと盛り込んでいきました。

細部まで気を抜かない

　そして、小さなキャラクターも丁寧に描いていきます。壁が大きすぎるため小さく見えるものの、紙に描く感覚と同じくらいのスケールかもしれません。

　すらすらと背景までしっかり描き込み、ついに完成。出来上がった作品は、スピード感のあるアクション要素がたっぷり詰まった巨大漫画です。SFのような世界観が広がっており、ここからどのような物語が続くのかを考えるとワクワクしますね！

　大きな壁に直接描くというのは、デッサンのバランスが崩れやすく難易度も高いはずですが、UCHIDAさんはそれを感じさせない圧巻の仕上がりです。通常の漫画とは比べものにならない迫力があります。ぜひ現地で見てみたい……。

　ちなみに、UCHIDAさんは2015年からこの巨大漫画を描き始め、これまで世界各地を巡りながら、ライブペイント形式でさまざまな作品を残してきたそうです。

出来上がった漫画に「天才だーーっ！」

　この投稿に対し、コメント欄では「天才だーーっ！」「これは芸術だ」「これは傑作だ」「とてもクール！」「何度見てもいい絵」などの声が寄せられています。

　SHINN UCHIDAさんは、YouTubeのほか、Instagram（@mangalivepaint）やTikTok（@mangalivepaint）でも活動中。巨大漫画を描くライブペイントの様子や、精巧なメカニックがカッコいいイラストを発信しています。

※画像／動画提供：SHINN UCHIDA（＠mangalivepaint）さん