築40年の中古物件の“昭和な庭”→1年半かけてDIYしたら……　まるで別世界の光景に「とてもすてき」「ため息出ちゃいました」

　築40年の中古戸建の“昭和感”ある庭を1年半かけておしゃれにDIYした結果が「すごいの一言」「どれもすてき」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で7万回以上再生されています。

築40年の中古戸建を理想の家にセルフリノベ

　動画を投稿したのは、DIYアドバイザーのakaneさん。築40年の中古戸建を理想の家にセルフリノベーションする様子を自身のYouTubeチャンネル「DIYで理想のお家づくり」で公開しています。

　今回は約1年半かけた庭のDIYの総集編になります。まず、物件引渡し後の手付かずのままの庭を紹介してくれました。駐車スペース奥の門柱から入っていくと、玄関までコンクリートのアプローチが続きます。アプローチの両サイドや玄関周りには植栽もありますが、少し寂しい印象です。

　アプローチの先にある庭にはジョイント式の人工芝が敷かれていますが、もともと本物の芝を植えていたようであちこちから芝が顔を出していました。後に水漏れが発覚した立水栓、和室の外の縁台、花壇、鉢植えなども確認できます。すごく荒れているわけではありませんが、どこか昭和なテイストであり、手入れもあまりされていない感じの庭です。

木材をたっぷり使った庭へ作り変える

　akaneさんは、この庭をいったん壊して作り変えることにしました。屋内のDIYリフォームを優先したので、本格的に取り掛かったのは引越し後のことです。

　既存のフェンスを取り外し、野地板（自然のままの木を板状にしたもの）をフェンス用にカット。木目を生かす形で白く塗装して組み立てていきます。手慣れた様子はさすがですね。

　次に足場板を用いて、既存のアルミ製門柱をリメイクします。門柱を囲う構造を作って元の門柱に固定し、インターホンやポストを付けるとナチュラルテイストな木製門柱になりました。

　アプローチ両サイドの植栽スペースには、足場板で作ったレイズドベッドを設置。レイズドベッドとは、地面よりも高いところに植物を植えるタイプの花壇のことです。この内側には防草シートを張っておきます。

ウッドデッキとテラス、パーゴラを作る

　庭にはウッドデッキを作りました。細長い庭なので細長いウッドデッキとなります。さらに、カフェスペースとしてウッドデッキより少し低い高さの板張りのテラスも設置しました。

　庭にはレンガの小道を作ります。また、以前住んでいた家で折れてしまったオリーブの木の枝を編み、花壇を縁取りしました。立水栓は、立ったまま使えるようタイル仕立てでリメイクしています。

　途中、強風でフェンスが倒れるアクシデントに見舞われましたが、これを機に「そのうち作ろう」と思っていたパーゴラ（骨組みや壁だけの東屋のような建物）に着手しました。

おしゃれな庭が完成！

　木の温もりを感じるアプローチを進み、ミニフェンスの間を通って完成した庭エリアに入るとレンガの小道に切り替わります。右には花壇があり左には新しくなったおしゃれな立水栓がありました。

　パーゴラが囲むカフェスペースにはテーブルとイスをセット。ライトを設置したので夜もすてきな雰囲気です。

　akaneさんは「プロのお庭作りにはかなわない」とした上で、「DIYだからこそ楽しめる庭作りもあります」「壊れても劣化してもDIYで作り直せます。作り変えるのもまた楽しい作業なのです」と自身の思いを伝えました。庭作りに終わりはないので、これからも楽しみながら続けていくそうです。

「とてもすてき」「ため息出ちゃいました」と反響

　DIYによる素晴らしい出来栄えの庭に、コメント欄では「とてもすてきにリメイクされましたね」「どこを切り取ってもかわいい」「どれもすてきで、ため息出ちゃいました」「センスの良さがあちこちに出てる」「ここまでおしゃれにできるなんてすごい」といった声が寄せられています。

　akaneさんは、夫妻で楽しみながら理想のおうちを目指していく様子をYouTubeチャンネル「DIYで理想のお家づくり」で公開中です。セルフリノベーションやDIYの様子はInstagram（@akane24milty）、ブログでも発信しています。

「DIYで理想のお家づくり」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「DIYで理想のお家づくり」