ねとらぼ
2025/08/07 10:30(公開)

新築リビングの床をぶち抜き“植樹”→1年住んでみたら…… 「笑いました」夢とリアルに「鉢植えじゃ出せない景観」

 新築住宅のリビングに木を“地植え”した女性が、1年住んでみて分かったことをThreadsに投稿しました。投稿は記事作成時点で470件のいいねを獲得するなど注目を集めています。

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新築住宅のリビングに木を地植え!?

 投稿したのは、26坪のすてきな家で夫と3人の子どもたちと暮らしている、デザイナーのかお(@myhome_with_3kids)さん。

 かおさんは家づくりにあたって、建築家に設計をお任せし、信頼できる工務店に建ててもらったそうです。その結果「家の中に木を植える」という夢を実現できたといいます。

 それにしても、どのようにして家の中に木を植えたのでしょうか。リビングを見てみると、フローリングの床が丸くくり抜かれ、そこに巨大なベンジャミンの木が地植えされています。大胆な発想がすごい! 

 ちなみに、基礎部分もくり抜いているそうなので、“地植え風”ではなく本当の地植えです。これなら植物がのびのびと育って、家の中でもたっぷりと自然を感じられそうです。

リビングの床をくり抜いて木を地植えしています
リビングの床をくり抜いて木を地植えしています

 かおさんは、昨年の春にベンジャミンを地植えしたときの動画もInstagramで公開しています。約1年が経った現在、ベンジャミンはすくすくと成長しています。

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家の中に木を植えた理由

 かおさんが家の中に木を植えた理由は、いつも緑が見える生活をしたいと考えていたからだそうです。窓を多くして家から見える景色にもこだわりました。その結果、家のどこにいても自然を感じられてリラックスできる空間になったといいます。

 「どうしても影響が出てきたら、そのとき考えよう くらいの気持ちで植えた」というかおさんでしたが、植樹の際は根が暴れにくい木を選んだり、万が一のときに撤去しやすい構造にしたりと、設計の段階から入念な検討を重ねたのだとか。

緑と自然光に囲まれたすてきな暮らしを実現
緑と自然光に囲まれたすてきな暮らしを実現
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1年住んでみてどうだった?

 今回はその壮観だけではなく、新築の家に木を地植えして1年が経過し、住んでみて分かったことについても話題になりました。

 まず、床をくり抜いて地植えしたからといって暑さや寒さへの影響は感じないとのこと。また、夏は葉っぱが生い茂る他、一度は小さな白いキノコが生えて抜いたことがあるものの、基本的に手入れはラクだといいます。

 「虫は出ましたか?」という質問には「一度コバエが出ました。原因を突き止め、その後、なにもなく過ごせてます!」と回答。くり抜かれた底の部分には外部と通ずる隙間がほとんどないため、外部からの動物や昆虫などの侵入は防げるようになっているそうですよ。

 そして、大きな木はクリスマスツリーの代わりになるのでは? と思っていたというかおさん。これは意外なことに、代替品にはならなかったそうです。残念! しかし、植物の緑と自然光に囲まれた暮らしはとても快適なようですね。

「憧れます!」と反響

 動画には「とてもきれいですね 憧れます!」「すごいオシャレ!!」「うおー! 素敵です」など、自然とともにある暮らしに憧れる声が寄せられています。

 また、「何年か経って根っこが床を持ち上げるかもとかは、どのように対処されているのですか?」「床部分の機密性はどういう構造なんでしょうか?」など、投稿を見て興味を持った人からの質問も集まりました。

 かおさんはこの他にも、Threads(@myhome_with_3kids)やInstagram(@myhome_with_3kids)で家の魅力や、家づくりのお役立ち情報を発信しています。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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