会社で見つけた昆虫の写真が、X(Twitter)に投稿されました。その独特なビジュアルが話題となり、記事執筆時点で50万表示を突破しています。

会社で変わった虫を発見!

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印象的なカラーリング

 投稿者は趣味で生き物を飼育しており、淡水魚のタナゴが大好きなmonmonfish(@monmonfish)さん。「#教えて虫の人」とのハッシュタグを付けて、種類が分からない不思議な昆虫の写真を公開しました。

 monmonfishさんが見つけた虫は鞘羽を有しており、後ろ足は“太もも”にあたる部分が太く発達した変わった体形をしています。そして何よりも目を引くのが体色。全身が非常に美しいメタリックな赤紫色をしています。

メタリックで美しい甲虫

 鮮やかなカラーリングの甲虫の写真には、「キャンディピンクで塗装したみたい」「幼虫が杏仁豆腐みたいな味がするとウワサのフェモラータオオモモブトハムシ!」「最近は分布が広がって松阪以外でも定着してると聞きます。どのくらい広がったんだろうか」などの声が寄せられました。

 フェモラータオオモモブトハムシは、熱帯産で本来は日本に生息していないはずの昆虫。三重県で初めて定着が確認された後、兵庫県や大阪府、千葉県でも目撃されています。日本では主にクズを食べていますが、海外ではインゲンマメやソラマメ、サツマイモの仲間、かんきつ系の植物などを食べる事例が報告されています。

 以前から外来種問題に関心があるmonmonfishさんは、この美しい甲虫が外来生物であることを知って複雑な気持ちになったとのこと。また、日本在来の生物であっても生息していない地域に持ち込んでしまうと、生態系へ悪影響を及ぼす「国内外来種」となる恐れがあるため安易に生き物を逃さないよう注意を促しています。

画像提供:monmonfish(@monmonfish)さん