女性ライダーが買った築100年古民家→扉を開けると……　唯一無二の光景に「これは一目ぼれ」「理想のおうち」

　“夢のレトロ古民家”を購入した女性ライダーによるルームツアーが「スゴい物件見つけましたね」「ロマンあふれる素晴らしい物件」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で50万回以上再生されています。

夢のレトロ古民家

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「こつぶちゃんねる」のこつぶさん。6年間にわたり日本一周の旅を続けてきた女性ライダーで、2年前からは移住先を探しながらハイエースで全国各地を巡っていました。

　こつぶさんは鹿児島県霧島市に移住を決め、築100年の古民家を購入。西洋風デザインを取り入れた擬洋風建築の物件で、「今度は迎える側になって、みんなが集えるゲストハウスを開きたい」という夢をかなえたいそうです。

大正ロマンにあふれた室内

　館内に入ると広々とした待合スペースがあり、高い天井や西洋デザインの造作など擬洋風建築の魅力が詰まった空間になっていました。もともと診療所の事務所棟だったそうで、受付窓口のような室内窓など昔の名残が多くみられます。

　本館には5つの部屋があり、まずはキッチン紹介です。年季の入った木製扉や床など大正ロマンを感じさせるレトロな雰囲気ですが、前オーナーが住居用に改築した部分も多く、ところどころに現代の要素を取り入れた生活空間になっています。

　続いて、寝室やリビング、書斎として利用されていた各部屋を紹介したこつぶさん。ブラウン管テレビや壁掛けの扇風機、アンティークのタンスといった残置物や、壁から天井までしっくいでひと続きになったデザイン、壁をつたう露出配線など“100年の歴史”を感じさせる箇所が盛りだくさんです。

増築部分もたっぷり

　本館の隣には住居用の増築部分があり、トイレや洗面台、洗濯機置き場、風呂場など水回りの設備が集約されています。建設当時からあった物置部屋や増築された納屋ともつながっており、途方もない量の残置物の処分さえやり遂げれば、ゲストハウスに役立つ空間になりそうです。

　また、増築部分につながる廊下にかかったハシゴを登ると、冒険心をくすぐる屋根裏部屋につながっています。

庭はジャングル状態

　敷地面積は450坪と広大で、建物の周囲は草木が生い茂ったジャングル状態になっていました。竹林になっているゾーンや、雨が降ると池ができてしまう場所などがあるそうですが、全てを伐採して駐車場にする予定とのことです。

　撮影は物件の引き渡し翌日に行いました。今後はリノベーションの過程を発信していくそうです。ゲストハウスとして2026年中のオープンを目指し、自分でできるところはDIYで、耐震や設計、水回りや電気など身の安全に関わる専門的な部分はプロに依頼すると、こつぶさんは話していました。

「これは一目ぼれしてしまう」「理想のおうちですね」と反響

　こつぶさんが購入した古民家に、コメント欄では「夢のレトロ古民家の購入は本当におめでとう！」「こんな物件初めて見ました！　ほんとに大正ロマンですね！」「これは一目ぼれしてしまう物件」「とても魅力的な物件ですね」「理想のおうちですね」「広大なお庭の整備が大変そうですけど、出来上がりが楽しみです」「これからが大変ですが、超ワクワクですね！」と、応援する声が多く寄せられています。

　こつぶさんは、この古民家の再生DIYやツーリングの様子をYouTubeチャンネル「こつぶちゃんねる」、X（@kotsubu_145）、Instagram（@kotsubu_145）で発信しています。また、フォトエッセー「モヤモヤがガソリンになる ひとりリセット旅のススメ」（KADOKAWA）が販売中です。

「こつぶちゃんねる」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「こつぶちゃんねる」