5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2023年9月にYouTubeへ投稿された、「ヒンバス」のポケモンカードをアレンジしていく動画を紹介します。動画は記事執筆時点までに5万7000再生を超えています。

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ヒンバスのシャドーボックス

 投稿したのは、トレーディングカードを使ったアートを制作しているけろんた(@ShadowboxKeronta)さん。同じ絵柄のカードを重ねることで飛び出しているように見える作品“シャドーボックス”の制作過程や、作り方のコツを紹介しています。

 今回の題材は、さかなポケモン「ヒンバス」のカード4枚。簡単な解説を交えつつ、水中で眠っている姿を立体的に仕上げます。

題材はヒンバスのカード!

 まずは、デザインナイフでカードをそれぞれカット。ヒンバスの体を丸ごと切り抜いたり、体の一部を切り出したりして必要なパーツを作っていきます。

まずはカット作業
縁の部分を筆ペンで塗る

 最前面に出すヒンバスのイラストには、鉄筆で彫り込みを入れ、手芸用の道具で裏面から押して「曲げ加工」を施します。これらの工程により立体感が出せるとのこと。

手芸などで使うモデラーが活躍

 各カードと切り抜いたイラストをつなぐのは両面テープ。中央が切り抜かれたカードやヒンバスの体の一部、ヒンバス周囲の岩、枠だけになったカードなどを順番に貼り付けました。仕上げの作業として、紫外線で硬化する樹脂を塗布。UVライトをしばらく当てて固めれば完成です!

両面テープでどんどん接着
イラスト部分を樹脂でコーティングすると……

 すやすやと寝ているヒンバスの姿を描いたカードは、けろんたさんの手により立体的な作品となりました。体の丸みや陰影が強調されたことで、独特な存在感を放っています。

ヒンバスのシャドーボックスが完成!

 コメント欄には、「えっ、良……天才…」「すごい! 自分じゃできない! ヒンバス喜んでそう!」「最高」など驚きの声が寄せられています。

 けろんたさんは、X(Twitter/@keronta12)とInstagram(@keronta12)も運営中。自身のYouTubeチャンネル「けろんたシャドーボックスch」では、立体感を出すテクニックやイラストを切って重ねるコツなど初心者向けの動画を公開しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「けろんたシャドーボックスch