北海道で出会った野生のキタキツネ、小学生の男の子がカメラを構えると……　300万再生された瞬間に「かっけー！」

　道路で偶然通りかかった野生のキタキツネがまさかの行動を……。“小学生写真家”が撮った愛らしい瞬間がInstagramに投稿されました。すばらしい写真が「美しい」「撮り方がうまい」と反響を呼び、記事執筆時点で312万8000回以上表示され、8万3000件以上のいいねを集めています。

小学生写真家が道路で出会った野生のキタキツネ

　動画を投稿したのは、10歳の小学生写真家「アラタ」くんの作品や活動を伝えるため父親が更新しているアカウント（@arata_photo1121）。アラタくんは動物の他、風景や星景を主に撮っています。

　動画の冒頭では、大きな望遠レンズを付けたカメラを構えるアラタくんの姿が。カメラを向ける先を見ると、道路を挟んだ対角線上に偶然通りかかった野生のキタキツネが歩いています。

立ち止まった後の行動は……？

　キタキツネは道路の中央まで出ておらず、車の危険が少なかったため、アラタくんはキタキツネとしっかり距離をとり、このまま少しだけ撮影を続けました。最初は立った状態で撮っていましたが、その後、座ってより低い位置から目線を合わせて撮影します。

　すると、キタキツネはその場でちょこんとおすわりしました。これはかわいすぎる……！

いろんな表情を見せてくれる

　キタキツネはカメラにアイコンタクトしながら、何かを話しているようなしぐさや舌をちょこっと出す姿の他、流し目や横顔も見せてくれました。とてもりりしくて美しいですね。

「こういう出会いは嬉しい」「撮り方うまい」と反響

　予期せぬキタキツネとの出会いを記録した写真に、「いい写真ですね！」「こういう出会いは嬉しいですよね」「キタキツネの表情がよくわかっておもしろいですね」「美しいというか神々しく感じました」「うわぁ、キツネってこんなに目が綺麗なんだ」「野生の持つ凛とした空気感が伝わってきて　こうして見ないとわからない美しさがあって良いですね」という反応が寄せられています。

　また、小学生とは思えないアラタくんの写真に、「明らかに重そうなカメラなのにブレずに撮れてるの凄い！」「キツネ綺麗だし写真撮るのうま!!!!」「横顔の狐かっけー！　撮り方うまい」と称賛する声も上がりました。

　アラタくんの作品や活動は同アカウントの他、Threadsのアカウント（@arata_photo1121）でも公開中。今回の動画も同様に投稿され話題となっています。

キタキツネを見かけたときの注意点

　なお、北海道に生息している野生のキタキツネは、寄生虫に感染していることがあります。この寄生虫はエキノコックス症という感染症の原因になることがあるため、野生のキタキツネに近づいたり触れたり、エサを与えたりする行為は絶対に避けてください。

　アラタくんもキタキツネの撮影にあたっては、安全のため、撮影時は必ず5～10メートル程度の距離を保ち、ズームレンズを使用して撮影しています。また、投稿者である父親はコメント欄のやりとりで、エキノコックス症の感染に注意していることや、エサやりはNGであることを伝えています。

アラタくんが撮影した他のキタキツネ

画像提供：ARATA/アラタ 小学生写真家 10y/o（@arata_photo1121）さん