2025/08/16 10:30（公開） 
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1万円分のカフェ板や間柱材などを使ってPCデスクをDIYする動画がYouTubeに投稿されました。作業の様子や完成品が「素晴らしい」「すてき」と反響を呼び、動画は記事執筆時点で7万2000回以上再生されています。
DIY向けの無垢板「カフェ板」でPCデスク作り
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「そらゆめ さとがえり【古民家DIY】」のひろむさん。退職後に22歳で購入した田舎の古民家のリノベーションに取り組んでおり、以前には大量の“残置物”を売却したり、ガレージに“すさまじい量の石こうボード”を張ったりして話題になりました。
今回は、ガレージの片隅にある“秘密基地”に置くPCデスクをカフェ板で製作します。カフェ板とはDIY向けの無垢板のこと。板の側面に「く」の字型の凹凸加工が施されており、並べた板を隙間なく組み合わせられます。
作業は、凹凸部分にボンド（接着剤）を塗ったカフェ板をつなげて天板を作ることから始まりました。接着面をよくこすり合わせることで、接着剤だけでも十分な強度が得られるそうです。ただし、この点は木材の質やデスクの構造によって左右されると思われるので、同様のDIYを行う場合は各々の判断で十分な強度を確保してください。
4枚のカフェ板を接着した天板はベルトクランプで圧着。はみ出たボンドは濡らしたウエス（拭き取り布）で拭き取っておきます。
同様に3枚のカフェ板を接着した天板も製作。この2枚の天板でL字デスクを作ります。こちらの天板は通常のクランプで圧着しますが、板が反ってくることがあるのでそれを防止するための重しを載せておきます。
天板を整える
接着後に1日放置しておいた天板を目的のサイズにカットしました。さらに、側面の不要な凹凸も切り落としておきます。
天板のカットを終えたら、サンダー（電動ヤスリ）のおがくずにボンドを混ぜて作ったパテで節を埋めました。また、カフェ板の接合部分にできる溝もこのパテで埋めていきます。
パテが乾いたらベルトサンダーをかけて表面をツルツルにしました。パテを盛りすぎたせいでサンダーがけに時間がかかることが分かったため、先にパテ部分をカンナで簡単に削ってからサンダーをかけることにします。板の側面などベルトサンダーで削りにくい場所は、ランダムサンダーを使ってきれいにしました。
着色時に予想外の事態
2枚の天板がツルツルになったところで、オスモカラーというブランドのウォルナット色の塗料で着色。このとき、サンダーを木目に対し横方向にかけたことによる擦り傷が浮かび上がってしまいました。
予想外の事態でしたが、さすがにここから削り直すのは面倒なので「これもDIYの味」ということにして作業を先に進めます。
このデスクを利用して軽い飲食もする予定なので、水分のシミができないよう防水性のあるオスモカラーのカウンタートップオイルを塗布しました。8時間が経過したらもう一度重ね塗りして終了です。
ただし、はっ水性を実験したところ、使用したオスモカラーの塗料はワックス系であるためカウンタートップオイルなしでも問題なさそうでした。
シックなL字デスクが完成
天板が出来上がったところで、間柱（壁の下地を支える細い柱）に使うポプラ材でデスクの脚などを作ります。サンダーをかけ、金属のような質感になるアイアンペイントという塗料で塗った後、目的のサイズにカットしたら、いよいよ設置場所での組み立てです。
デスクの脚と全体を支える構造を天板にビス固定していくと、限られたスペースにぴったりといい感じで収まるL字デスクが完成しました。シックでカッコいい！
塗装が剥げてしまった箇所だけ修正したらPCや棚、さまざまなガジェットなどを配置。これからここは動画編集専用部屋となります。ただ、撮影時点では室内が非常に暑くなってしまうので早急にクーラーを設置したいそうです。
「ぴったりはまるデスクはDIYの特権」「最高すぎる」と反響
木目もすてきなL字のPCデスクが秘密基地内に完成し、コメント欄では「うおおお！ かっこえええ！」「スペースにぴったりはまるデスクはDIYの特権ですね」「男の夢とロマンが詰まった部屋！ 最高すぎる」「本当に作業一つ一つが丁寧で、素晴らしいですね」「こんなん仕事終わっても部屋から出れませんやん」「好きが詰まりすぎてる」「仕上がりすごく良いですよね。完璧な隠れ家ができましたね」といった声が寄せられています。
ひろむさんは、YouTubeチャンネル「そらゆめ さとがえり【古民家DIY】」の他にInstagram（@sorayume_satogaeri）も更新中。16歳で挑んだ自転車による日本縦断の様子などを公開しています。
「そらゆめ さとがえり【古民家DIY】」動画まとめ
動画提供：YouTubeチャンネル「そらゆめ さとがえり【古民家DIY】」
