築26年の賃貸物件に暮らす2児のママが、DIYで薄暗い玄関を生まれ変わらせる動画がInstagramで話題です。雰囲気ががらりと変わるビフォーアフター動画は、記事執筆時点で190万回以上再生されています。

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気になる箇所だらけの玄関をDIYリフォーム

 投稿者は、“狭くても整うお部屋作り”をテーマに収納テクニックやDIYアイデアを発信しているInstagramユーザーのせん(@sen_room_)さん。物があふれた“汚部屋”の実家で18年間暮らした経験から、心穏やかに過ごせる快適な部屋作りに取り組んでいます。現在は夫と2人の子どもたちと一緒に築26年の賃貸マンションで暮らしており、賃貸物件でもできるおしゃれなDIYリフォームを実践しています。

 今回の動画では、地道に続けてきた“玄関DIY”の成果を全て紹介します。北向きだという玄関は外の光が入りづらく、いつも帰宅時には狭さと暗さが気になっていたのだとか。せんさんは、賃貸でも原状回復しやすい“プチリフォーム”を重ね、明るくておしゃれな玄関に作り替えました。

狭さと暗さが気になっていた玄関
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クッションフロアを貼って明るく

 まずは暗い焦げ茶色の板張りの廊下に、明るいベージュのクッションフロアを貼って雰囲気を一新。これだけでも、玄関周りがぱっと明るくなりますね。

クッションフロアを貼る

 備え付けの靴箱は長年の使用で黄ばんでおり、落ちない汚れもあったため、白いタイルを並べて作ったスタイリッシュな棚板を上に設置。靴箱の下部に充電式のセンサーライトを取り付け、帰宅した際に明かりがつくようにしました。

インテリアも設置

 さらに、土間部分の床にさりげないステッカーを貼ったり靴箱の上にディフューザーを置いたりとおしゃれな要素も追加します。配線はきっちり壁に沿わせ、外履きサンダルやスリッパは壁にラックを取り付けて浮かせることで、床のスペースが広くなり掃除もしやすくなりました。

サンダルなどは壁に収納

 玄関付近の殺風景な壁には、ウッドテープを等間隔に貼って“スラットウォール”風のインテリアに。玄関付近に鏡がないことで外出前の全身チェックができず不便でしたが、スラットウォールに重ねるように分割式の鏡を貼り付けると、おしゃれで便利な空間が出来上がりました。

テープを貼るだけでスラットウォール風に
室内履きも壁に
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明るく快適な空間で気持ちも変化

 全ての作業が終わると、薄暗かった玄関がスタイリッシュな雰囲気に大変身! 夫と子どもたちはもともとあまりインテリアに興味がないようですが、玄関が快適になってからは過ごしやすそうにしているとのことです。娘は自発的に靴をそろえるようになってくれたそうで、せんさんは「やっぱり毎日通る玄関が好きを詰め込んだ空間だと、なんかやる気がみなぎる」と実感しているようです。

おしゃれな空間に変身!

 これらのDIYは、マスキングテープで床を保護したり壁に大きな穴が開かない細ピンを使ったりと気を遣っていますが、使うアイテム、期間、環境などによって原状回復したときの状況は異なるとのこと。せんさんは、賃貸物件で原状回復できなかった場合は退去時に修繕費を支払うことが前提だとも伝えています。

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見違える変身に反響続々

 驚くほど印象が変わったステキな玄関に、コメント欄では「おっしゃれー」「センスの塊ですね~」「マジでDIYの天才」「素敵すぎるーーー」「プロですか? 凄すぎます」「なるほど、これがセンスか……」といった反響が多数寄せられています。

動画提供:せん(@sen_room_)さん

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せんさんの収納&DIYテクニックまとめ