世界最大種のライギョの幼魚をお迎えしてから10カ月後の姿が「良すぎる」「最大種というのはロマン!」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で10万回以上再生されています。

世界最大種のライギョの幼魚を育てて10ヶ月で…

 動画を投稿したのは、自然や生き物の姿を発信しているYouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる」のまつりさん。以前には、おなかがパンパンのブラックバスをさばいて注目を浴びました。

 今回は約10カ月前にペットショップで購入した、世界最大種のライギョ「レッドスネークヘッド」の様子を見せてくれるようです。レッドスネークヘッドはこの10カ月の間にどのくらい成長したのでしょうか……?

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10カ月前にお迎えした世界最大種のライギョ

 まつりさんによると「スネークヘッド」はライギョの仲間であり、世界中にさまざまな種類がいるのだそうです。その中でも、まつりさんがお迎えしたレッドスネークヘッドは世界最大種のスネークヘッドの一つだといわれているのだとか。

10カ月前にお迎えした「レッドスネークヘッド」
飼育3週目の様子、ここからどれだけ大きくなったのでしょうか

 お迎え当時は10センチにも満たなかったレッドスネークヘッドは現在、30センチを超えるほどに成長しています。まつりさんが撮影をしながら説明をしていると、水面に口をつけて呼吸する姿を見せてくれました。

 ライギョの仲間には水面から直接空気を取り込み、エラに蓄えておく性質があります。そのため、酸素量が少ない沼地のような環境でも生きていける強さと同時に、水面に顔を出せないと窒息してしまうという一面を持ち合わせているのだそうです。

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10カ月間の試行錯誤や変化

 まつりさんは当初、このレッドスネークヘッドを幅60センチ×奥行き30センチの一般的な60センチ水槽で飼育していました。しかし、成長とともに手狭になったことから幅75センチ×奥行き45センチ×高さ45センチの水槽に引っ越しをしたそうです。

 そして、水槽を大きくしたところ体も大きくなったため、次は90センチ水槽を飛ばして一気に120センチ水槽に引っ越した方がいいのかも、と思っているといいます。

現在のレッドスネークヘッド、精悍(せいかん)な顔つきです

 10カ月間で大きく成長したとはいえ、実はこれでもエサを抑え気味に与えているのだそうです。とにかくめちゃくちゃ食べるので、毎日おなかいっぱいまで食べさせていたらもう一回りくらい大きくなっていた可能性があるのだとか……。そんなレッドスネークヘッドは生き餌しか食べませんでしたが、今では魚の切り身や冷凍の魚を食べてくれるようになったそうです。

 なお、まつりさん宅ではレッドスネークヘッドの水槽の背面や側面を白くしているとのこと。というのも多くの魚が持っている、体色を周囲の環境に寄せる能力をライギョも持っているといいます。水槽を全体的に明るくしたところ、レッドスネークヘッドの体色もかなり白くなったそうですよ。

 ここまでのまつりさんの説明を聞いて「レッドスネークヘッド」という名前なのに、なぜ体色が白っぽいのだろうと疑問に思った人がいることでしょう。実は稚魚のうちは体色が真っ赤であることから、この名前が付けられたのだそうですよ。

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レッドスネークヘッドのエサやりタイム

 ここで、食欲旺盛なレッドスネークヘッドにエサをあげる様子を見せてくれました。まずは過去に“ガサガサ”などで捕獲し、冷凍保存していた特定外来生物・ブルーギルを与えます。

 すると、エサを見て興奮して捕食モードのスイッチが入ったレッドスネークヘッドの体色がいつの間にか濃くなっていました。レッドスネークヘッドは水槽越しでもエサを見分ける優れた視力と、体色を一気に変える能力を持っているのですね。

体色が変化しました

 早速ブルーギルを与えてみると、勢いよく食い付きました。しかし、撮影しているからなのか、はたまた水面にブルーギルが浮いてしまうからなのか……理由は不明ですが、2匹目以降の食い付きはいまいちです。

エサを見つめる姿はかわいいけれど
食べる姿は大迫力!

 なお、レッドスネークヘッドの体長は最大で120センチほどになるそうですが、飼育下ではそこまで大きくならずに80センチくらいで止まることが多いといいます。

エサを食べる前後で体色が変わっています

 続いて「ミミズを嫌いな魚なんていない」と話しながら、自宅の庭で採取したミミズを与えてみると一口で完食。これまで与えたことがない鶏のササミや、数日前はたくさん食べたティラピアの切り身を与えてみましたが、どちらも食べませんでした。

自宅の庭で捕れたミミズをぺろり
ミミズがおいしすぎたのか、他のエサは食べませんでした

 普段は冷凍のエビやキビナゴも食べるそうですが、先ほど食べた新鮮なミミズがおいしすぎたのかもしれません。なかなかグルメなレッドスネークヘッドの様子は今後も動画で紹介していく予定なのだそうです。

今後の成長も楽しみですね
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「かっこいい魚だな〜」「最高ですね!」と反響

 レッドスネークヘッドの成長の様子と生態に、コメント欄では「良すぎる……かっこいい魚だな〜」「カッコイイし色もきれいなんですね!」「だんだん青くなってきましたね」「青い魚体がきれいで最高ですね!」「肉食魚の捕食シーンは何度見てもすごい」「ミミズっておいしいのかぁ。 味の想像がつかなすぎる」といった声が寄せられています。

 まつりさんは、飼育しているたくさんの生き物たちの様子をYouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる」で公開中です。

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「真釣ちゃんねる」動画まとめ

ネットショップで世界最大種の肉食魚を買ってしまった…
自宅前の水路で大量捕獲!水槽に入れてエサ与えると…【ライギョ稚魚】
ライギョの赤ちゃん育てて50日後の姿が…?!

動画提供:YouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる

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