2025/08/20 22:05（公開）

2025/08/21 09:36（更新）

味気ない“ただの屋外蛇口”→1カ月かけてDIYしたら……　庭の雰囲気ガラリで「これは愛着湧きますね！」「感動して涙」

　DIY歴半年の“素人”が作ったガーデンシンクが「すごすぎ」「むちゃくちゃカッコいいっすね！」とYouTubeで話題です。この動画の再生数は記事執筆時点で10万回を超えています。

【庭DIY】DIY歴半年の素人のブロックとモルタルを使ったガーデンシンクの作り方

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諦めずに完成させたガーデンシンク

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「TA DIYchannelタディチャンネル人生の楽しみ方を探す旅」のタディさん。以前には、隣人宅の玄関前をリフォームしていくDIYの総集編が話題になりました。

　今回は、DIY歴のまだ浅い約3年半前のタディさんが試行錯誤して諦めずに完成させたガーデンシンクの紹介です。コンパネ（コンクリートパネル）やブロック、ダイソーのワイヤーネットなどを使い、壁付け水栓がある場所にガーデンシンクとその土台を作ります。

　まずは、汚水マスをよけてコの字に掘削。廃材の鉄筋を設置したらコンクリートを流し込んで基礎を作りました。

　コンクリートが乾くまでの間にワイヤーネットを次々と折り曲げて加工。曲げたネットをかご状に重ねることで、シンクの骨組みにします。

　この骨組みが中心となるようにコンパネをカット。切り出した板をビス止めして外枠を作りました。同様の手順で、外枠より7センチ小さい内枠も作ります。

　乾いた基礎にモルタルを塗り、水平を取りながらブロックを積載。継ぎ目や穴にモルタルを流し込んだら、鉄筋を追加しつつ2段目と3段目、4段目のブロックを積んでシンク用の土台を築きました。

　ワイヤーネットの一部を切ってコンパネに排水用の穴を開けた後、外枠の中にモルタルを投入。きれいにならしたところでシンクの骨組みを入れ、同様にモルタルを流し込みます。

　この状態で骨組み内に内枠をセット。内枠と外枠の間を埋めるようにモルタルを詰めていきます。モルタルの重さで枠がズレるのを防ぐため、左右のバランスを取りながら入れました。

　シンク側が固まるまでの間に、土台表面を「モルタル仕上げ」にします。当時のタディさんにとっては初の試みであり、慣れない材料や道具に苦戦しながらもどうにかきれいにモルタルを塗れました。

　次は、シンクの枠を外して土台の上に載せる作業です。持ち上げて、モルタルを塗った土台の上面に置くだけですが、このシンクがなかなかの重量！　運搬時の衝撃で割れてしまいそうだったので妻にも手伝ってもらい、2人がかりで載せました。

　タディさんが自治体に確認したところ、この地域ではガーデンシンクの排水を雨水マスへ流すようにしているため、今回のように既存の管を利用する程度なら問題ないとのこと。加工したパイプと継ぎ手を組み合わせ、シンクの排水穴と雨水マスをつなげました。

　シンクに青と白のモザイクタイルを貼って目地材を塗り、排水穴には目皿をセット。壁出し水栓を2つに分岐させて1つを散水用のシャワーに、もう1つをシンクの簡易水栓につなげれば完成です！

　1カ月かけて作ったガーデンシンク。かつての自分の作業を見返したタディさんは「見返すと未熟すぎる腕前ですが……やり切る情熱は我ながらすごいと思います！」とテロップで伝えました。

　タディさんが作ったおしゃれなガーデンシンクに、コメント欄では「なんて素晴らしいんですか！」「まさか感動して涙出るとは思わなかった。本当にきれい！　すごい！」「クオリティーがDIY歴半年の素人のレベルじゃないw」「これは愛着湧きますね！」といった声が寄せられています。

　タディさんは、YouTubeチャンネル「TA DIYchannelタディチャンネル人生の楽しみ方を探す旅」とそのサブチャンネル「柴犬福と姫の親子日記」、X（@TadiyC）、Instagram（@tadiy.ch）、TikTok（@coinlockeragito711）を更新中。日常生活の様子やDIYのショート動画などを公開しています。