田舎の古民家を購入した妻が1人でリフォームをする様子を発信している、YouTubeチャンネル「妻が古民家買いまして」。2024年8月には、座るとガタガタ動いてしまう状態のトイレを生まれ変わらせる動画が話題になり、ねとらぼの記事でも紹介して反響を集めました。ねとらぼ編集部は、古民家の改修を続ける投稿主さんに現在の進み具合や、前回掲載された記事の反響について話を聞きました。

【妻が古民家DIY】古民家のトイレを大改造! 大失敗…でも素敵に完成!!
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困難に直面しながら、手を尽くして乗り越えたトイレリフォーム

 2022年7月に、自身の貯金で念願の古民家を購入した投稿主さん。移住前に通いながら少しずつリフォームを進めており、突風の影響で損壊してしまった2階部分の修復が終わったタイミングで、購入時から温水洗浄便座が壊れていたトイレの改修にとりかかりました。まずは目地材で床のタイルの溝を埋めて平らにし、その翌朝からトイレ本体の取り外し作業に着手しました。

損壊してしまった2階部分の修復が終わり、次のリフォームへ
タイルの溝を埋めていく
タンクを外す

 本体の取り外し後は、新しいタンクをつなげるために水道管を延長して……と順調そうに見える工事でしたが、なんと排水穴の位置が思っていたところと違うことが発覚。どうやら購入前に行った測り方にミスがあったようです。途方に暮れる投稿主さんでしたが、しばらく考えた結果「壁を手前に出せば良いのでは……?」と、余った建材を使って壁を増設し、排水穴との距離を縮める作戦を思いつきました。

排水穴の位置を間違えていた
壁が手前側に来るよう増設

 溝を埋めたタイルの上にクッションフロアを貼ったあと、20センチ手前に壁が来るよう下地を設けることで問題が解決した……はずでしたが、今度は「排水管の太さが自身の想定と異なっていた」という衝撃の事実が明らかに。そこでもいろいろと手を尽くした結果、なんとか対応する排水管のアダプターが見つかり、2つ目の大きな問題を乗り越えた投稿主さん。その後は新しいトイレの設置も順調に進み、さらに壁紙を上から貼り付けることで空間が明るく、以前より居心地の良いトイレに仕上がった様子が公開されました。

何とか入手したアダプターを固定
トイレを設置
無事に作業は完了!
壁紙も貼って明るく!
きれいに仕上がったトイレ
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現在の古民家リフォームの進捗具合は

 同動画の再生回数は現在4万7000回を突破。「うわぁぁぁ明るくてきれいなトイレになりましたねぇ」「ここまでできるなんて尊敬します」「いろんなトラブルや失敗があっても、一つ一つクリアしていく姿を拝見していてすごいなぁと思います」などの声が寄せられ注目を集めた投稿主さんに、現在の古民家の様子などについてねとらぼ編集部がお話を聞きました。

――現在のリフォームの進捗具合はいかがですか?

投稿主さん:大きなDIY工事は(暑さのため)秋からとなる予定なのですが、小さなDIYはコツコツと続けています。まだまだ先は長いですが、ちょっとずつ自分の手で自分の好みの空間が出来上がって行くのが楽しみです。

――記事掲載後、リフォーム中におきた「予想外の出来事」などはありますか?

投稿主さん:予想外というのは特にありませんが、薪ストーブ設置の下地工事の際や納屋を解体した際に、大量の昔の農具・工具・金具などが出てきて途方に暮れました。また、薪ストーブの設置にかかる工事が、想像の100倍くらい大変でした。

【妻が古民家DIY】憧れの薪ストーブを設置!!①
【妻が古民家DIY】憧れの薪ストーブを設置!! ② 遂に設置完了!!

――記事掲載後の反響はいかがでしたか?

投稿主さん:「妻(女性)が1人でDIYリフォームをする」ということに興味を持っていただいた方が多く、「女性でもできる」という励ましになったようです。女性が1人で行うには重労働ですが、同時に女性の方が向いているような作業もあり、視聴者の方にも参考になったようです。また、記事掲載後の1番の効果は、視聴者層の女性の割合がとても増えたことです。一番番うれしいです。ありがとうございました。

(了)

 YouTubeチャンネル「妻が古民家買いまして」では、投稿主さんが1人で納屋を解体してみた動画や、“耕さない畑”の記録なども公開中。古民家やリフォーム作業の様子はInstagramアカウント(@gen_saya)でも発信されていますよ。

動画提供:YouTubeチャンネル「妻が古民家買いまして

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