ねとらぼ
2025/08/24 14:30(公開)

淡い色の毛糸でポーチを編み、意外な場所にフリルを付けると……「めちゃくちゃ可愛い!」 夏の宝石のようなアイテムに「親子で一緒に作ります」

 淡い色の毛糸をかぎ針編みして、海に持っていきたくなるようなアイテムを作り上げる様子が、YouTubeで紹介されました。宝石のようなかわいらしさに「すごくかわいいです!」「フリル使いがなんとも絶妙」「親子で一緒に作ります」といった反響が寄せられています。

波打ち際の宝石 マーメイドシェル巾着

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「しずかなひとりごと【Quite Monologue】」さん。以前はAirPodsがぴったり入るミニミニフリルポーチを紹介してくれました。

 今回作るのは淡い色の毛糸を使った貝殻モチーフの巾着です。材料はセリアの「きらめきコットン」(カラーナンバー1番)2玉、レース部分はダイソーの「リサイクルレース糸 ラメ」(シナモンゴールド)、ヒモに付けるビーズ。かぎ針は7号と6号で、その他マーカー、とじ針、ハサミなどを使います。

材料
材料
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つくり目~1段目

 つくり目はメインの糸を2本取りにして、7号のかぎ針で鎖編みを18目編みます。続いて1段目を編みます。立ち上がりの鎖編みを1目編んだら鎖編みを1目飛ばして、その次の目に細編みを1目編みます。最初の1目とつくり目に目印としてマーカーを付けておきます(ロック式のマーカーがオススメとのことです)。

 次の目から中長編みを6目編み、続いて長編みを9目編みます(長編みの1目め、9目めにマーカーを付けます)。その後は、中長編み1目、細編み1目を編みます(細編みを編んだつくり目の所にもマーカーを付けます)。

つくり目~1段目
つくり目~1段目
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2段目~12段目

 立ち上がりの鎖編みを1目編んで編み地を返し、2段目に入ります。2段目以降は往復編みになるので、偶数段は「細編み1目→中長編み1目→長編み9目→中長編み6目→細編み1目」、奇数段は「細編み1目→中長編み6目→長編み9目→中長編み1目→細編み1目」を交互に繰り返して、全部で12段になるまで編んでいきます(マーカーは元の位置に戻すようにします)。その後、鎖編みを1目編んで糸をカットします。

 長編み9目の両端に付けていた2つのマーカーを外し、最後の段の始めと終わりの目に付け直し、糸始末をします。全く同じものをもう1枚編みます。

2段目~12段目の編み方
2段目~12段目の編み方
同じものを2枚編みます
同じものを2枚編みます
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2枚をつなぎます

 2枚の編み地をつないでいきます。角に付いているマーカーの目を合わせ、どちらか1つでまとめてとめておきます。中長編みを6目編んだ方を巾着の上側として、それ以外の3辺をコの字に編み合わせていきます。

 角の目にかぎ針を入れて奥から2本取りの糸を引き出して鎖編みを1目、同じ目に細編みを1目編み入れます。次の目からは1目に1目ずつ細編みを編み入れていきます(マーカーの目まで18目)。

 編み地を90度回転させて底の部分を編んでいきます。底の部分は真っすぐ布を縫うような感覚で細編み13目くらいでとめていきます(目数はきっちりではなくて大丈夫とのこと)。最後の辺は最初の辺と同じように編み進めます。

2枚をつなぎます
2枚をつなぎます

ひも通し口を編みます

 2枚の編み地をつなげたら、そのままひも通し口の1段目を編んでいきます。立ち上がりの鎖編みを2目編み、根元に長編みを1目編みます(マーカーを付けておきます)。その後は長編みを1周編み入れていきます(針を入れる位置や目数は厳密に指定していないので、等間隔になるように編み入れていきます)。編み終えたら全体のバランスを確認して、問題がなけれればマーカーを付けた目に引き抜き編みをします。

 ひも通し口の2段目を編みます。立ち上がりの鎖編みを1目編み、前段の長編みの「わ」に中長編みを1目ずつ編み入れていきます(1目めにマーカーを付けておきます)。最後の目は全体のバランスを見ながら編むかどうかを決め、糸をカットして糸始末をします。

ひも通し口が編めました
ひも通し口が編めました

フリルを編みます

 フリルを編む位置を確認します。底の辺の角の2カ所にマーカーを付け、その目から数えて7目めにもマーカーを付けておきます。

マーカーを付け直します
マーカーを付け直します

 フリルは1本取りで編むので、糸に合わせてかぎ針を変更します(動画では6号を使っています)。側面のマーカーの位置に針を入れて立ち上がりの鎖編みを1目編み、同じ目に細編みを3目、次の目に中長編みを3目編み入れます。その次の目から角のマーカーの手前までは1目に4目ずつ長編みを編み入れていきます。

 角のマーカーの目とその次の目は1目に6目ずつ長編みを編み入れます(目数を増やすことでフリルのウエーブをきれいに保つことができるそうです)。次の目からはまた1目に4目ずつ長編みを編み入れていき、角のマーカーの手前の目とその次の目は1目に6目ずつ長編みを編み入れます。その後は1目に4目ずつ長編みを編んでいき、マーカーの手前の目には中長編みを3目、マーカーの目には細編みを3目編み入れ、糸をカットして糸始末をします。

フリルを編んでいきます
フリルを編んでいきます
フリルが編めました
フリルが編めました

仕上げ

 フリルを編んだ糸の残りを鎖編みしてヒモを2本作ります。長さは半分に折ったときに巾着の横幅より少し長め位くらいがちょうどいいとのこと。とじ針を使って巾着の左右からヒモを通し、ヒモの先にビーズを通して結んだらマーメイドシェル巾着の完成です。

完成です
完成です

 完成した巾着は貝殻を思わせるようなフォルムで、物を入れることでコロンと丸い形になるように設計されているとのこと。コメント欄には「ふんわりぽちゃっとしたポーチかわいいです」「口側にフリルのデザインはよく見かけますが、底にフリルってめちゃくちゃかわいい!」「創作意欲がわきます」といった声が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「しずかなひとりごと【Quite Monologue】」さんはInstagram(@quitemonologue)でも編み物の情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、バケットハットやテトラ型ポーチなど、すてきな作品を見ることができます。

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動画提供:YouTubeチャンネル「しずかなひとりごと【Quite Monologue】」さん

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