ねとらぼ
コットン糸を編んでいくと今の季節にぴったりなアイテム
2025/08/17 09:45(公開)

【編み物】コットン糸を編んでいくと……「片手で2つ持てる!」夏大活躍のアイテムに「便利」「しっかりしてそう」

 コットン100%の毛糸を使った“夏に映える便利アイテムの編み方”を紹介した動画がYouTubeチャンネル「AmiaMikancl Crochet」に投稿されました。「便利」「しっかりしてそう」といった声が寄せられるなど注目を集めています。

テイクアウトドリンクやタンブラーのキャリアとして最適!ドリンクカップホルダーの編み方

 投稿者は、Mikancl(@AmiaMikanclCrochet)さん。SNSでは、「編み物をもっと楽しくもっと自由に」をテーマに掲げ、さまざまな編み物情報を発信しています。今回はテイクアウトのドリンクやタンブラーを持ち運ぶのに便利なドリンクカップホルダーの作り方を紹介してくれるそうです。

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ドリンクカップホルダーの材料と編み方

 使うのは、水に強く耐久性も高いコットン100%素材の毛糸「エッグプラム コットンbe the バック」を1玉、6号(3.5ミリ)のかぎ針、ハサミ、縫い針です。

材料
材料

 右手にかぎ針、左手の人差し指に毛糸を引っかけた状態で編んでいきます。まずは、鎖編みを編むための結び目を作り、鎖編みを30目まで編みます。このとき、鎖編みの作り目がきつくならないようにゆったりめに編んでいくのがポイントです。

 30目まで編めたら、初めに編んだ鎖編みの裏山が下になるようにしてかぎ針を通していき、輪の形にしました。ここから鎖編みを編んで立ち上げ、引き抜き編みをしたところにもう1度かぎ針を通して細編みを1目編みます。次の目も裏山が下になるようにかぎ針を通し、細編みを1目編みました。同じ手順で30目まで編み進めていくと輪っかのような形になりました。

ゆったり目に鎖編みを30目編んで輪の形にする
ゆったり目に鎖編みを30目編んで輪の形にする

 続いて、初めに編んだ細編みの頭にかぎ針を通し、編みはじめの毛糸を裏からかぎ針に乗せて編みくるめるように引き抜き編みをしたら1段目の完成です。2段目は、鎖編みを1目編んで立ち上げてから1目に1回ずつ細編みを編んでいきます。30目まで編めたら細編みの頭に毛糸を通しながら引き抜き編みをして2段目も仕上げました。

 3段目は鎖編み1目を立ち上げて、すぐ下にある初めの細編みの頭にかぎ針を通していきますが、完全に編まずに編みかけの状態にしておきましょう。2段目の編み目にかぎ針を入れて人差し指にかけてある毛糸を引っかけ、3段目の高さまで引き上げます。編みかけになっている細編みはまとめて2目1度にしたら1段下に編んでいる細編みの手前の足1本にかぎ針をかけて、そのまま裏にある2段目の細編みの頭にかぎ針を通していき、細編みを1目編みます。同じように繰り返しながら8段目まで編み進めていきましょう。

30目を8段編む
30目を8段編む
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縁取りの編み方

 8段目まで編めたら縁取りを編んでいきます。鎖編みを1目編んでから1段下の初めの目を飛ばした次の目に引き抜き編みをします。そのまま鎖編みを1目→次の目に引き抜き編みを繰り返しながら1周するように30目まで編み進め、30目には引き抜き編みの後に鎖編みを1目編み、1段前の初めの細編みの頭にかぎ針を通して引き抜き編みをします。ここまでで、縁取りの1段目になりますが、ここで糸を切らずに続けて持ち手を編んでいきます。

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持ち手の編み方

 持ち手部分は立ち上がりの鎖編みを編まずに、次の目にかぎ針を通して人差し指にかけている糸を手前にくぐらせていきます。次の目も同じように毛糸を手前にくぐらせてかぎ針に毛糸が3本かかった状態にしました。そのままの状態で人差し指にかかっている毛糸をかぎ針にかけて、3本目の毛糸にくぐらせます。同じように毛糸をかけたら、次は3本目と2本目の毛糸をまとめてくぐらせ、残った毛糸も同じようにまとめてくぐらせたら持ち手部分の1段目が縫い終えました。

かぎ針に3本かけて裏の毛糸をくぐらせていく
かぎ針に3本かけて裏の毛糸をくぐらせていく

 2段目も立ち上がりの鎖編みを編まずに手前にある1本の毛糸をすくうようにして、人差し指にかかっている毛糸を引っかけて、裏からすくったところの毛糸にくぐらせて上に引き上げます。続いて、脇にある2本の毛糸にかぎ針を通して、同じように毛糸をかぎ針にかけて裏から手前に引き上げたら、1段目と同じ手順でかぎ針に毛糸をかけて3本目→3本目と2本目→残った2本目と1本目と、くぐらせたところで2段目の完成です。

 そのまま2段目と同じ手順で持ち手がちょうどいい長さになるまで編み進めていきましょう。ちなみに、タンブラーなどストローを使わない場合は、35センチから40センチ程度。ストロー付きのドリンクの場合は、50センチ以上を目安にするといいそうです。Mikanclさんは38センチの長さで編んでいました。

ドリンクに合わせて編む長さを変える
ドリンクに合わせて編む長さを変える

手持ちを縫い合わせて完成!

 好みの長さに編み終えたら、鎖編み1目を編んでから糸足を20センチほど残したところでカットし、持ち手部分がねじれないように注意しながら持ち手部分を反対側に縫い合わせていきます。繋ぐのは、編み始めの持ち手部分3目の引き抜き編みをしたところから数えて16目から18目のところです。縫い針に糸足を通してしっかりとほどけないように縫い合わせたら、ぶら下げて持てちゃうドリンクカップホルダーの完成です。

手持ちを縫い合わせて
手持ちを縫い合わせて
ドリンクカップホルダーの完成! 
ドリンクカップホルダーの完成! 

 コットン100%の毛糸で編み上げたドリンクカップホルダーのナチュラルで涼しげな見た目は夏にぴったり。水滴を吸収する毛糸なので、冷たいドリンクを飲むときには毛糸部分を持つようにすると手が濡れてしまうこともなさそうです。カバンにいれてもかさばらずに持ち歩けるのも嬉しいポイント。おしゃれなだけでなく、利便性も抜群なドリンクカップホルダーは、この夏に活躍すること間違いなしですね! 詳しい材料や編み方が知りたい人は、動画をチェックしてみると良さそうです。

夏に持ち歩きたくなるドリンクカップホルダーに反響

 コメント欄では、「すごくステキ!」「しっかりしてそうで良いですね」「これは推しぬいを引っ提げて歩きたいオタクな私にも嬉しいのでは…… 」「挑戦してみます」「毛糸買って編みますね」などの声が寄せられています。

 Mikanclさんはこの他にも日常に使える便利でかわいい編み物など、さまざまな編み物作品をYouTubeチャンネル「AmiaMikancl Crochet」の他、Instagram(@amiamikancl)で公開中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「AmiaMikancl Crochet」さん

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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