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『DEATH NOTE』の夜神月が着用していた腕時計の「1秒以上の間隔を開けずに4回引くと底がスライドする機構」を再現した猛者がX(Twitter)で話題です。本当に作れちゃうんだ……。
夜神月の仕込み腕時計を再現
制作者は、からくりクリエイターのからくりすと(@BellTreeNursing)さん。今回の作品は、月がデスノートの切れ端を隠していた腕時計のからくり機構で、「1秒以上の間隔を開けずに竜頭を4回引くと底の部分がスライドする」という“とんでもギミック”をもっています。
からくりすとさんは、「月『ここを1秒以上の間隔を開けずに4回引くんだ こんな動作誰も絶対にしない 押すことだってしないだろう』」と月の印象的なセリフを添えて実戦動画を公開。
腕時計を模した円型のケースに、見るからに複雑なからくり機構が仕込まれており、竜頭を1回引くと一部が勢いよく回転します。もちろん1回引いただけでは底は開かず、機構の回転が静かに弱まっていくだけです。
2回引いても、3回引いても結果は同じですが、「1秒以上の間隔を開けずに4回引く」という条件を満たすと……。気持ちがいいスライド音とともに、原作通りに底の部分が開き、隠されていたノートの切れ端が姿を現したのです。
難しすぎる機構の解説と作り方
からくりすとさんは、公式YouTubeチャンネルで機構の解説&メイキング動画を公開。月の腕時計のギミックは、「4回をカウントする機構」「ロックを解除する機構」「1秒を計測する機構」「1秒の間隔が開いたときにカウントをリセットする機構」の4つを組み合わせることで再現可能だといいます。な、なるほど……。
それぞれに複雑な仕組みと細かな調整が必要で、月といえども腕時計サイズで実現できるのかは怪しく思えてきます。月は自分で作ったのか……?
3DCADで機構模型を作り、3Dプリントで合計36個のパーツを制作。設計通りに組み立てていくと、「1秒以上の間隔を開けずに4回引くと底がスライドする機構」が完成します。
からくりすとさんは、「月くんの時計ギミックは実現可能ということが分かりました。機構自体はミニッツリピーターより難易度が低いことから、腕時計サイズにするのも不可能ではないと思います」と夢のある解説を添えてくれています。一方で、「既製品に組み込むのは無理ぽよ」と原作を忠実に再現するのはさすがに難しいようです。
「これ作れたんだ…」「言葉にならないほど興奮してる」と大反響
Xの投稿は記事執筆時点で4万4000件を超える“いいね”を獲得し、552万回表示を記録。YouTubeの解説動画は43万回再生を突破しています。
ユーザーからは、「すげええええええええええええ!!!!!」「これ作れたんだ…」「あの謎ギミック再現出来るんだ」「言葉にならないほど興奮してる」「あの仕掛けが実現可能である事にまず驚いて、これを腕時計サイズでやった月のヤバさを再認識した」など驚きのコメントが多く寄せられました。
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