ねとらぼ
2025/08/20 11:55(公開)

「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」 投稿者に当時の心情を聞いた

 SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2024年6月に話題になった「絵師の大学4年間の成長過程」について、投稿者の湊谷鈴(@siratamairipafe)さんにお話を聞きました。

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大学時代に描いた4枚の絵

 大きな反響を呼んだのは、イラストレーターの湊谷さんが「私の大学4年間の成長見てください」とX(Twitter)で公開した4枚の作品画像です。1枚目の画像は、大学1年生のころに描いたというリアルタッチの石こうデッサン。続く2年生時の作品は、ふんわりとしたニュアンスを感じる絵の具で描かれた百合の絵です。

大学1年生時のデッサン
大学1年生時のデッサン
2年生時に描いた百合の絵
2年生時に描いた百合の絵

 そして3年生の時に描いたのは、暗い水中を泳ぐリアルな魚の絵。幻想的で躍動感のある作品からは、どんどん画力が向上していることが伝わります。このまま、写実的な絵画の制作が続くのかと思いきや……。

3年生時に描いたリアルな魚の絵
3年生時に描いたリアルな魚の絵

 卒業間近の4年生時の作品は、キュートなかたつむりのキャラクター絵本『むりつむり』! 3年生までの画風からは想像もつかない、ほのぼのとした素朴な絵柄に驚かされますね。

卒業制作の絵本『むりつむり』
卒業制作の絵本『むりつむり』

 デフォルメされたかたつむりが涙を流しているイラストは、現在の湊谷さんのタッチにかなり近いようです。さまざまな試行錯誤のうえでたどり着いたのが、この作風だったのですね。

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180度方向性が変わった“成長”に反響

 3枚目から4枚目の間にどんな心境の変化があったのか気になる“4年間の成長”に、Xでは「何があった」「なんかの束縛から解放されたかの如くぶっ飛ばしてて草」「進化の果てに異空間に突っ切った感」「やはりシンプルの中身は技術の塊なんだなと」といった反響が多数寄せられました。

 ねとらぼ編集部では、イラストレーターとして活躍する湊谷さんに在学時の状況やバズった当時の心境を聞きました。それぞれの作品を制作した大学時代の“努力の日々”とは——。

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