映画『鬼滅の刃』を見に行くために、刺しゅう作家が本気を出したら……　圧巻の仕上がりに「めちゃくちゃいい！」「すごくほしい」

　映画を見に行くために全力で推し活！　スキルを生かして、刺しゅう作家が推しグッズを作る動画がInstagramに投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は17万3000回を突破し、“いいね！”は4200件を超えています。これは鬼のような腕前。

映画を見に行くため推し活！

　投稿したのは、刺しゅう作家として活躍している「ししゅう店長」さん。横振りミシンを使って、世界に1つだけの刺しゅうを制作しています。以前にも、かわいい紙袋のデザインをワッペンへ生まれ変わらせた動画が話題になりました（関連記事）。今回は、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』を見に行くため、自分用に刺しゅう入りの推しグッズを作る動画です。

猗窩座推しの刺しゅう作家が作るのは……？

　ししゅう店長さんが用意したのは、無地のシンプルなシャツ。下書きを終えたら、横振りミシンでなぞるように刺しゅうしていきます。まずは、左胸の部分に、映画に登場するキャラクター・猗窩座が術式展開する時に現れる雪の結晶のマークを。さらに、正面右下には鮮やかな紫色のお花を添えます。

　これだけでも十分にすばらしいのですが、ししゅう店長さんにとって猗窩座は「かっこいい」「声もいい！」と絶賛する推しのキャラクター。映画館で会えるとなれば、推しグッズにも気合いが入らないわけがありません。そこで最後に、「どうしても刺しゅうしたくて」と、背中部分に猗窩座の目を大きく入れることにしました。

　瞳に刻まれた文字やグラデーションがきめ細かく再現されており、ししゅう店長さんの熱い思いがひしひしと伝わってきます。

　こうして、猗窩座をモチーフとしたシャツが出来上がりました。紺色のシャツに、色鮮やかな雪の結晶や花の刺しゅうがよく映えています。何より、後ろを向いたときに見える、こちらを見据えるような猗窩座の両目がかっこいいですね！

　推しグッズを完成させたししゅう店長さんは、「これで僕も刺しゅうで至高の領域に到達できる気がする」と、推しへの愛が高まった様子。映画をさらに満喫できそうです。

「クオリティ高い」「めちゃくちゃ素敵」の声

　見事な作品に、この動画のコメント欄では「クオリティ高いしデザインもめちゃくちゃいい！」「すごくほしいです。かっこいい！」「めちゃくちゃ素敵です」「針捌き・布捌き・足捌き見惚れます」「自分の手で作り上げるって最高ですね！　動画見てるだけでもワクワクしちゃいます」といった声が寄せられています。刺しゅう作家だからこそできる、愛がたっぷり詰まった推し活の極みに脱帽です！

　ししゅう店長さんはこの他にも、刺しゅうの様子をInstagramアカウント（＠ktr_embroidery）やTikTokアカウント（@ktr_embroidery）で数多く公開中です。運営するショップ「TALISMAN」では、刺しゅうを施した作品の販売やオーダーの受付を行っています。