たくさんのメダカがスイスイ泳ぐプール→水を全部抜いたら……　底に待っていた“戦慄の光景”に「これは手ごわそう」

　メダカ用プールを10カ月ぶりに丸洗いする様子がYouTubeで話題です。手ごわい汚れに立ち向かった結果が注目を集め、動画の再生数は記事執筆時点で9万5000回を超えています。

プール内を清掃

　動画を投稿したのは、メダカの飼育や水生植物の手入れの様子を発信しているYouTubeチャンネル「みなみのめだか」。今回は、プールの清掃や稚魚たちの様子をまとめて見せてくれるようです。

　全換水を行うのは、青いビニール製の大きなプール。以前に全換水を行ってからは週に1回のペースで底にたまった汚泥を取り除き、部分的な換水をしていました。

　久しぶりの全換水はプール内の水生植物を取り出すところからスタート。続いてプラスチック製の大きな鉢を用意し、プールの水で満たします。

　上方の比較的きれいな水をくみ入れた鉢に、プール内のメダカを導入。掃除が終わるまでこの中で待機してもらいます。メダカや水生植物は直射日光にさらされないよう、すだれと支柱を使って遮光しました。

　また、掃除と併せて少しずつこの鉢に新しい水を注入。水温の上昇を防ぎつつ、メダカたちを新水に慣らしていく作戦です。

　排水が終わったところで清掃を開始します。内部はかなり汚れ、壁や床は一部が“緑色”になっており、「これは手ごわそう」とポツリ。産卵床に使う不織布でプール内のあちこちをこすり洗いします。梅雨が明けたこともあり、熱中症に注意しながらどんどんきれいにしていきました。

　きれいになったプールに水を注入したら、塩素中和剤を入れてカルキ抜きを実施。しっかり汚れを落としたので、プールは再びきれいな状態となりました。

トロ舟とスイレン鉢もチェック

　続いて、各トロ舟の状態を確認していきます。体色が青い品種「サファイア」たちの暮らしているトロ舟では、30匹ほどの稚魚が元気に育っていました。

　玄関脇のスイレン鉢で飼っているユリシスたちは、エサを食べるペースが最近落ちているとのこと。別のトロ舟に移して様子を観察していると、元いたスイレン鉢では卵がふ化し、たくさんの稚魚が生まれました。その後、親の方もエサを食べるペースが戻ったそうです。

　メダカを飼っている各タライのメンテナンスも実施。底の汚れを取り除き、塩素を抜いた水を少しずつ加えました。

日差し対策はしっかりと

　最後に本格的な日差し対策を行います。園芸用のトンネル型支柱を立て、その上にすだれをセット。昼間はこの状態を保ち、夕方にすだれを回収するそうです。これは涼しそうだ。

「癒やされます」「ずっと見ていたいくらいキレイ」と反響

　稚魚たちが元気に泳ぎ回る光景で締めくくられた動画に、コメント欄では「メダカたちが気持ち良さそうに泳いでいて癒やされます」「ずっと見ていたいくらいキレイ」「メダカさんを大事にしているのがよく分かります」「こまめな水換え。私も見習わなきゃ」「スイレンもきれいに咲いていてうらやましいです」といった感想が寄せられています。

　YouTubeチャンネル「みなみのめだか」では他にも、ビオトープの立ち上げや産卵床作りの様子が公開中です。

「みなみのめだか」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「みなみのめだか」