「ハムスター飼う」と話していた母からの報告LINEに「待って、オチww」「ワクワクのハハ太郎」　530万表示のやりとりが話題　その後を投稿者に聞いた

　ハムスターをお迎えする話をしていた母親から、ある日「ジャーン！」というラインとともに“ある写真”が送られてきたエピソードが、2024年1月にX（Twitter）に投稿され、その内容がかわいくてほっこりすると話題に。ねとらぼの記事でも紹介し、大きな反響を呼びました。

　ねとらぼ編集部は、投稿者で漫画家の透明いんげん（@invisible_bean）さんに前回掲載された記事の反響について話を聞きました。

お披露目されたハムスターのおうちの写真

　当時「ハムスター飼う」と宣言していた実家のお母さんからLINEが届き、ハムスター用のケージに改造した衣装ケースの写真を受け取った透明いんげんさん。加えて「ジャーン！」といううれしそうな一言から、ついにハムスターをお迎えしたという報告だと思ってテンションが上がった透明いんげんさんでしたが、肝心のハムスターの姿が見当たりません。どこかに隠れているのかなと思ったら……？

“お迎え準備”はバッチリ！

　ケージ内には回し車やハウスもあるものの、どこにも姿は見えず、透明いんげんさんが「（ハムスター）いない!!!!」とメッセージを送ると、お母さんから「まだいないよ」との返信が。実はこちらはお迎え報告ではなく、“お迎えのための準備を整えた”という報告なのでした。ワクワク感を抑えきれず、早くお披露目したかったお母さんの気持ちが伝わってきて心和むエピソードでした！

　コメント欄には「まだいないんですね笑」「私もどこに隠れているのか必死に探しました」といった声から、「よく見たらトイレ砂とご飯も買って万全に準備」「とてもワクワクが伝わります……！」「登場人物みんなかわいい」などの反応が寄せられました。ちなみに後日には、予定通りハムスターをお迎えしたお母さんから動画が送られてきたとして、事前に準備していたハウスに入って毛づくろいするハムスターの姿も公開されました。

実家のお母さんとハムスターの現在は

　このポストは現在547万件表示を突破し、約8万件の“いいね”を記録。コメント欄には脱走対策などのアドバイスも寄せられ、お母さんも参考にしていたそうです。当時の大反響をどう受け止めていたのか、そして現在のハムスターやおうちの様子など、ねとらぼ編集部は、透明いんげんさんに話を聞きました。

――投稿や記事に寄せられた反響への感想を教えてください

透明いんげんさん：普段は漫画以外でバズることがほぼない上に、見慣れた実家の写真がここまで多くの方に見ていただけたことに何だか不思議な気恥ずかしさがありました。ハムどころか母のことまでかわいいと褒めてくださるコメントも多く、記事が公開された時はすぐに母にURLを送らせていただいたものです。SNSに疎い父も「我が家がネットの記事になってるの!?」と驚いた様子でした。

　思いがけず多くの皆さんに応援してもらえたので、母も張り切って住民（ハム）のために日々住み心地のよい空間づくりに励んでいるようです。実家に顔を出すたびに改良されているケージと元気なハムを見るのが楽しみになっています（笑）。

現在はケージもアップグレード！

　透明いんげんさんによると、当初は閑散としていたケージも現在は大きく改良されているとのこと。直近のケージは夏仕様になっており、ケージの中央にはハムスターが心地よく過ごせるようにと、夏用のひんやりした石の寝床も設置しているようです。お母さんの深い愛を感じますね！

　透明いんげんさんは普段、心がホンワカするようなやさしいギャグ漫画を発信しており、著書『オオカミのさがしもの 脇役でも悪者でもない僕の物語』がKADOKAWAから販売中です。漫画はX（@invisible_bean）やpixivで読むことができる他、ゆるくてかわいいラインスタンプも販売されているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

画像提供：透明いんげん（@invisible_bean）さん