2025/08/20 20:00（公開） 
“函館出身の義父”のパソコンのデスクトップ画面がX（Twitter）に投稿され、そのフォルダ名が「言い方まで出るんだ」「面白い」と話題です。投稿は記事執筆時点で324万件以上表示され、3万3000件以上のいいねを集めています。
まさかのフォルダ発見
投稿者は、Xユーザーの「ほねギシみな見」（@bikubikusuru）さん。
「函館出身の義父はパソコン上でもズーズー弁やで」として紹介するパソコンのデスクトップ画面をよく見ると、「デズカメ写真」と名付けられたフォルダがあります。「デズカメ」……って「デジカメ」のことか！
ズーズー弁とは一般的に、「ジ」と「ズ」の発音に区別がない東北方言のことを指します。そこで、「デジカメ」は「デズカメ」と発音されるわけですが、義父は話し言葉だけでなく書き文字でもズーズー弁だったのです。
なぜ函館の義父が東北方言を……？ と疑問に思った人もいるでしょう。投稿者さんによると、函館を含む道南地方では東北方言のひとつである津軽弁を話す人も多いそうですよ。往来がさかんな地域間だと、方言が混ざったり元の地域から離れた場所で使われるようになることもあるのかもしれませんね。
「うちの母も……」「同じく！」共感と体験集まる
フォルダ名を付けた本人の「デズカメ」が聞こえてきそうな写真にXでは、「エモい」「方言は地域に根ざしてる物なので、超いけてるかっこいいっすよ……」「デズカメってちょっと可愛くて草」という反応が寄せられています。
また、「うちの母も嫁いできたばかりのとき、祖母（津軽弁）が鯛と海老を『たえ』『いび』って書いてたことに衝撃を受けたらしい」「新潟の祖父は録画ビデオの背表紙に『ドライもん』って書いてたよ」「ウチは調味料入れに“しお”ではなく“すお”って書いてある」と身近な人の同じようなケースを報告する人も見られました。
画像提供：ほねギシみな見（@bikubikusuru）さん
